
Photo≫アトリエに春雪。その光と影
今朝、眠気を覚ます珈琲を飲みながら、公共放送の朝のTVニュースを流し、信濃毎日新聞の朝刊に目を通す。
昨日、起こった「長野県警の22歳の警官が県警本部で拳銃自殺図る」というニュースが気にかかり、その後、何か事件解明の進展があったのか知りたかった。
新しい情報が少ないのか、朝のTVニュースのローカル枠では扱わず、朝刊の社会面には小さめの記事となっていた。
ところで、気になる点を幾つかあげてみる。
●ほぼ毎年のように2〜3名の警官が拳銃で自殺を図っている
先月、島根県警の20歳男性巡査の拳銃自殺では、遺書もなく、動機が解明されていない。一方、秋田で起きた警官の自殺は、捜査を偽り借金を着服したことが動機という。詳しくは調べていないが、ここのところ「動機不明」の自殺が目立つことが気になる。
●県庁に県警本部が同居するスタイルは古すぎる
県警本部は県庁に同居しているが、このスタイルは昭和40年代のものだ。治安管理、危機管理、また、地震国という我が国の特性などを考慮し、殆どの警察本部は県庁敷地内の別の建物か、隣接しているのが一般的だ。この自殺の現場は、来庁した者も利用できる長野県庁食堂と、記者室と同じフロアーのトイレだったことを考えると、一般県民が巻き込まれる事態となっても不思議ではなかった。
●交番勤務から機動隊勤務という職歴だったというが…
治安が良いと言われた我が国も、事故と事件の境目が分かりにくくなり、検挙率も低迷、都道府県の中でも警察官数が少ない我が県で、地域治安の基本となる交番勤務はストレスが多くなる傾向にあるのでは…と察するのは私だけではないだろう。また、機動隊勤務にもいろいろなストレスがあると、知人から聞いたことがある。
●県新職員及び部課長級職員への辞令交付式の最中だった
新年度の県新職員及び部課長級職員への辞令交付式が、T中知事の肝いりで、終日かけて行うようになって数年たった。その最中の出来事だったのである。県行政という巨大組織と従事する職員にもたらした衝撃は大きかっただろう。ニュース映像では、淡々と行事を進めるT中知事の表情を映し出していたが、コロコロと組織を変更することに戸惑う職員が多く、ストレスが溜まる環境という。まさかと思うが、このような風潮が県警組織に波及し、背景となっているかもしれない。
あまりにも若すぎる警官の自殺。意識不明の重態だったが、今朝、亡くなった…と先程のTVニュースが伝えた。実に悲しい事件なのだが、動機が解明されることを願うばかりだ。
安藤州平Webアトリエ
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