2007年01月28日

長野県上小漁業組合の渓流釣り解禁まであと2週間ほど。熊駆除による釣り客の事故が心配な今シーズン

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Photo≫首都圏のフライフィッシングのプロショップでも有名な我がアトリエ近くの神川。ご覧の通り雪が殆どない

長野県上小漁業組合の渓流釣り解禁まであと2週間ほどだ。解禁情報はコチラ
西洋毛鉤釣り、フライフィッシングを趣味とする我輩には、渓流釣りの解禁が待ち遠しい季節となった。
先程、カメラをもって我がアトリエ近くの神川を歩いてきた。例年なら雪をラッセルして川面に近づくが、ご覧の通り今シーズンは、暖冬のため雪が殆どなく、解禁日に快適に釣りができそうだ。

アトリエ近くの神川は、東京銀座のフライフィッシングプロショップなどでも紹介される有名なポイント。
渓流釣りを楽しむ方々の中には、様々な肩書きを持った趣味人の方が多く、川縁が交流サロンになるときがある。この一年、どんな釣り人と出会うのか楽しみだ。

ところで、昨シーズンは入渓する機会を減らしたのだ。なぜなら熊の出没が心配だったからだ。
長野県のホームページを見ると、昨年4月から12月末で553頭の熊が県内で捕殺されたらしい。
釣りに没頭し、源流近くまで登っていく釣り客もいると思うが、出会い頭で熊と遭っては命がけの釣りとなる。我輩の記憶では釣り客の熊被害は殆どなかったと思うが、熊の出没数、駆除数を考えても、釣り客が巻き込まれた事故の少なさは奇跡的ではないか。

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Photo≫暖冬で雪が少ないため、融雪による水位の上昇は少ない

もう一つ気になることは、長野県が「春の熊捕殺」と、捕殺の許可権限を従来の県知事許可だけでなく「市町村長の許可」にするかなどの熊被害対策の議論だ。
ツキノワグマの専門家らでつくる県の熊専門部会が、今月の15日、長野県庁で開かれた。その中で、調査研究のために伝統的な春熊猟に倣った春の熊捕殺など、来年度以降の熊の保護管理を議論したという。
県内では、現在、東北のマタギ文化を継承している下水内郡栄村だけで"春の熊捕殺"が認められている。夏以降の熊の出没を抑制する効果があるかどうか調べるために、熊の被害が多い地域などに限定して春熊の捕殺を行うかどうかという県の提案に対し、専門部会は継続審議としたようだ。

山に住む我輩としては、熊の被害は恐ろしいが、熊の駆除数が多すぎるような気がする。熊の出没は山郷の寒村化と山の手入れの放置が大きな原因のはず。しかしながら、春の熊捕殺は絶滅につながりかねない可能性があるのではないか。

一方、山の猟の期間と川の漁の期間を分けてきたのだが、両方がダブることになり、釣り人の安全が脅かされるのではないだろうか。

そうそう、長野県漁業協同組合連合会ホームページに、安全な釣行のために「釣り携帯カード」があるので、プリントアウトして記入し携行することをお勧めする。

安藤州平Webアトリエ






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