2007年02月08日

暖冬というより"2月が無い"信州の今シーズン

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Photo≫上田方面から菅平高原へと向う国道144号の真田町長(おさ)付近

まるで春の日和である。連日のニュースで「記録的な暖冬」と騒いでいるが、暖冬というよりは"2月が無い"今シーズンといってよい。
正面奥の2つのピークは左が根子岳で右が四阿山。この時期に真っ白じゃない姿を見るのは、ここ10年で初めてだ。
先月末から今月頭、信州の地方紙に「軽井沢でフキノトウが出た」、また、「北信地方(長野県の北部)で福寿草が咲いた」、はたまた、「南信濃村でウメが咲いた」などなど、すでに春の知らせが続々届いている。

我がアトリエのある大日向という集落は、この季節、毎朝、氷点下2桁台の冷え込みで、本来なら一日中氷点下の「真冬日」が続いているはずである。が、その真冬日も一日も無いのだ。
薪も灯油の使用量も、例年の1/3以下。暖房費が少なくて嬉しい限りだが、ここまで暖かいと「今後の気象変動は大丈夫か?」と心配してしまう。
当然ながら花粉の飛翔も早いはずで、真冬が来なかったことによる農作物への病害虫や生育等の影響、少降雪量の渇水、動植物の活動の変調、新型インフルエンザなどに備えよというニュース…いろいろ気になるのである。

ところで、先日のたまたま日記1月28日で触れたが、あと1週間で長野県の殆どの地域で渓流釣りの解禁だ。
日記で心配した"春熊駆除による釣り客への危険"が現実的になりそうである。6日行われた長野県熊専門部会が、「春熊捕殺を条件付導入」と、捕殺の許可権限を従来の県知事許可だけでなく「市町村長の許可」にするとの原案をまとめ、今後、パブリックコメントと県環境審議会を経て、本年度中に正式決定するとのこと。

再び指摘するが、山村に住む我輩としては熊の被害は少ないことを願うが、春の熊捕殺は絶滅につながりかねない可能性が大きいと思う。山郷の寒村化と山の手入れの放置が、熊の出没の大きな原因のはずである。

安藤州平Webアトリエ




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posted by 州庵 at 23:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 異常気象