2007年02月25日

"JTタバコ産業跡地を考える会"の「開発一時凍結」「開発反対署名」が集まらないのか…1ヶ月以上締め切り延期

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Photo≫JT上田工場跡地開発反対派の「反対署名」を知らせる信州民報

先週の木曜日、所用があり上田市へと下りる。上田市松尾町商店街振興組合事務局の他、数店舗で打ち合わせ、その後、珈琲タイムである喫茶店に寄る。
店内で地元紙をあさると、2月23日の信州民報に「JT上田工場跡地開発反対派の反対署名」を知らせる記事を見つけた。

2月20日に"JTタバコ産業跡地を考える会"の集会があり、現段階において4500名の署名が集まったという。関連の日記は(たまたま日記1月10日)(たまたま日記1月19日)(たまたま日記1月24日)(たまたま日記2月10日)
JTタバコ産業跡地を考える会"の話では、まだ正確に集計できていないが1万以上はあるのではないか―とした上で、3月末まで署名活動の締め切りを延ばし、今後も署名数を増やしていきたい―とのこと。署名と同時に"JT上田工場跡地開発の一時凍結に関するアンケート"を上小地域5名の長野県会議員、34名の上田市会議員、上田商工会議所の91名に実施したが、19日の締め切りに50通ほどしか集まらず、再度、回収請求を出すらしい。

おいおい、信濃毎日新聞社の1月18日朝刊の報道では、2月20日が署名活動の締め切りだったはずだが。目標の1/10の数しか集まらず、突然、署名活動を3月末まで延ばすとは…。難解な署名集めのチラシを配り、マスコミを巻き込み、ここまで騒いだのだから、この会は「敗北宣言」をするべきではないか。

この一月、中央商店街で情報を集めたが、市サイドが"JTタバコ産業跡地を考える会"の反対署名活動の動向を聞き込み、様々な方面で"火消し工作"をしていたような証言を幾つか聞いている。署名数の少なさは、市サイドの勝利を示しているのである。

確かに、JTがパートナーとして選んだセブンアンドアイの巨大商業施設アリオがもたらす中央商店街への影響などのアセスメントをせず、JTに好き勝手させているこれまでの市の対応には問題がある。また、市民が参画したJT上田工場跡地開発の手続きも、JTが示した"公益ゾーン"のみでJTのプラン上のもの…明らかにアリバイ工作レベルだ。

だが、この署名数はある意味、消費者である市民が既に"中央商店街を見切っている"という表れではないか?
大型商業施設へのアレルギーは年代によって異なり、郊外に住むマイカー族の家族には歓迎の傾向がある。若者世代や郊外のマイカー族に忘れ去られた中央商店街は、果たして彼らにちゃんとアプローチしてきたのだろうか…。

個々の商店が、自らの歩みを見直す契機である。
商いが時代に即しているのか、サービスは…、商店会や振興組合は正しく機能しているのか、補助金漬けから卒業したか、行政への甘え過ぎから脱したか…、様々な検証を行い、場合によっては業態までをも再検討する必要がある。

ところで、上田商工会議所が「イトーヨーカ堂の出店に係る関係者連絡協議会」を設置するという。5つの商店街によって構成される中央商店街は、各商店街で温度差があるという内情。今後、市やJT、イトーヨーカ堂とまとまって交渉できるのか気がかりだが、"JTタバコ産業跡地を考える会"の反対派も、紳士的に円卓につく時期が来ていると思う。

安藤州平Webアトリエ


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