2007年03月09日

JR上田駅前の再開発ビル・パレオが覆い隠す城下町の建物

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Photo≫JR上田駅前の再開発ビル・パレオで隠された明治の蔵 

数年前の上田駅前再開発で、それなりに今風のターミナルになった。

それまではというと、太郎山と烏帽子岳の間に、遠く菅平の四阿山と根子岳を望むことができ、上田交通や骨董屋、土産屋が入っていた昭和初期の3階建てのビルや、駅前に聳える千曲川の河岸段丘の上に建つ明治期の建物など、大正から昭和初期にかけて「蚕都」として繁栄した城下町上田の雰囲気があった駅前だった。

上田に帰省する度、「田舎だなぁ〜」と溜息をつきながらも、懐かしさを覚える味わい深い駅前であった。

今、その記憶の痕跡を探すと、再開発ビル・パレオで覆い隠されたこの明治時代の蔵しかない。

あるインタビューで母袋上田市長と話す機会があった。そのとき、「県内でいちばん胸をはれるきれいな駅前だと自負している」というようなことを言っていた。

確かに小奇麗になった。
だが、もう少し何とかならなかったのか…と思うのは私だけではないだろう。
またまた書いてしまうが、何処にでもある普通の地方都市の玄関、その街が持つ歴史・文化が感じられない、安っぽい空間となってしまったような気がするのは間違いない。

安藤州平Webアトリエ




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2007年03月04日

本日、福寿草の開花宣言。開花が裏付けた今シーズンの記録的な暖冬

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Photo≫我がアトリエの庭に福寿草が―

今月の1日、ニュースで、気象庁が記録的暖冬となった今冬の天候をまとめ、発表した。
全国153の観測地点のうち仙台、東京、名古屋、大阪、福岡など75地点で、過去タイ記録の12地点を含み、観測史上最高とのこと。
長野県内は長野市などの17地点で、平年を1.52℃上回る平均気温で、統計が残る1899年以降、1948〜1949年の暖冬と並び最高を記録した。

その記録的暖冬、我がアトリエでは福寿草の開花が裏付けた。
数日前から花をつけていたが、先程、確認したところ例年の場所以外で4ケ所ほど確認。
よって、本日、真田創造工房アトリエにおける"福寿草の開花宣言"となった。
手元の記録を見るとアトリエの庭に福寿草の花が現れた日は、3年前は4月1日、一昨年が4月4日、そして、昨年は3月20日。
信州に戻り早10年経つが、3月早々に咲くのは本当に驚く。

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Photo≫庭中央のアイランド状の植木ゾーンに福寿草の群落を発見

ところで、福寿草はキンポウゲ科フクジュソウ属の多年草。春一番を知らせる花として喜ばれ、別名ガンジツソウ(元日草)、北国ではマンサクと呼び、福を招く縁起の良い花として知られる。種子から花を咲かせるのに5年以上かかり、繁殖は容易でないというが、このアトリエでは、その昔、大家さんが植え、今では数箇所に群落が増えた。

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Photo≫岩の隙間から出現している福寿草

ご覧のように、花弁は多数あり、黄金色に輝き、花径は3cm程だ。暖かさとともに茎を伸ばし、花が終わると金平糖状の果実をつけ、6月頃には葉が枯れて休眠する。

4月中旬のような暖かい日和。
春爛漫という光の中に福寿草の黄色い花が輝いている。

安藤州平Webアトリエ






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