2007年03月09日

JR上田駅前の再開発ビル・パレオが覆い隠す城下町の建物

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Photo≫JR上田駅前の再開発ビル・パレオで隠された明治の蔵 

数年前の上田駅前再開発で、それなりに今風のターミナルになった。

それまではというと、太郎山と烏帽子岳の間に、遠く菅平の四阿山と根子岳を望むことができ、上田交通や骨董屋、土産屋が入っていた昭和初期の3階建てのビルや、駅前に聳える千曲川の河岸段丘の上に建つ明治期の建物など、大正から昭和初期にかけて「蚕都」として繁栄した城下町上田の雰囲気があった駅前だった。

上田に帰省する度、「田舎だなぁ〜」と溜息をつきながらも、懐かしさを覚える味わい深い駅前であった。

今、その記憶の痕跡を探すと、再開発ビル・パレオで覆い隠されたこの明治時代の蔵しかない。

あるインタビューで母袋上田市長と話す機会があった。そのとき、「県内でいちばん胸をはれるきれいな駅前だと自負している」というようなことを言っていた。

確かに小奇麗になった。
だが、もう少し何とかならなかったのか…と思うのは私だけではないだろう。
またまた書いてしまうが、何処にでもある普通の地方都市の玄関、その街が持つ歴史・文化が感じられない、安っぽい空間となってしまったような気がするのは間違いない。

安藤州平Webアトリエ




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