2007年09月14日

上出来のメルロー。知人の葡萄畑を訪ねる

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Photo≫マンズワインの契約農場として上質な葡萄を栽培している知人の峯村英夫氏

今日は以前から楽しみにしていた出荷間際の知人のメルロー畑を訪ねる日。
場所は上田市街地から千曲川を渡り、塩田平の東となる富士山。

が、我がアトリエがある真田町の大日向は朝まで大雨。しかしながら8時過ぎにパッと上がり、濃霧が一面を覆い始めたと思うと、蒸し暑さを感じる空気になった。
どうやら晴天になりそうだ。
見にいけるぞ…と、ホッとしながら、見学のお礼に塩尻市の知人から頂いた「城戸ワインのメルロー」を愛車に積み、上田盆地を北から南に30qほど縦断し、峯村氏の御宅へ向う。

上田盆地は雨の少ない地域で、塩田平には溜池が多く点在している。日照時間も長く、醸造用葡萄にとってまさに栽培好適地と言える。
峯村氏は葡萄栽培のベテランで、ワイン用としては当初、善光寺葡萄を栽培していた。今日の栽培方法に変え、高品質なメルローを生産し始めたのは1989年(平成元年)のこと。

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Photo≫畑で今年の出来はと聞くと、台風9号の影響も無く順調に育ち、糖度も順調。ここ数日の暑さで酸味が立っていないが、涼しくなれば収穫し出荷できる…とのこと

ついつい気になって数粒、口にしてみたが、樹齢20年となるメルローは、メルロー独特のやわらかい香りと爽やかな風味で、糖度は十分だ。酸味もこれからという感じだが実に旨い。今年のワインが楽しみだ。

峯村氏の畑で栽培されたメルローは、マンズワイン(オンラインショップ)から「上田の葡萄 メルロー」として販売され、栽培農家として奥様の名前がラベルに紹介されている。

ここ数年、このワインがセラーの一角を占め、定番で呑んでいる。上品で滑らかな仕上がり、素晴らしくバランスが良いメルローなのだ。銘醸地は信州の小諸。鮮やかな濃い色と、きれいな果実香、豊かできめ細やかなタンニンを持つ魅力的な赤ワインで、リーズナブルと来る。

お勧めの一本。機会があれば是非、呑んでいただきたい。

畑見学の後、峯村氏御宅で、奥様の創意溢れる料理とワインを頂き、ワイン談義となる。城戸ワインのメルローとの呑み比べもし、面白く充実した時間となったのは言うまでも無い。

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2007年09月08日

台風一過。我が集落周辺の台風9号による傷跡

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Photo≫台風一過。アトリエ執務室北縁側から菅平方面の青空

長野県東部を暴風圏が通過した台風9号は、東北、北海道を縦断し、今、温帯低気圧になったらしい。

台風の暴風雨が一段落したのは7日の朝。
我が集落を貫く神川は未明に危険水位に近づいていたようだが、昼前にはご覧の通り。

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Photo≫橋脚の濡れ痕と、両岸のなぎ倒された草を見ると、かなりのレベルまで増水したのが分かる。7日10時頃

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Photo≫川と化した我がアトリエ前の道路。林道と道の舗装化などが山の保水力を奪っていると指摘されて久しい。7日10時頃

報道によると県内では死者1名、負傷者1名を出し、小諸市、佐久市、軽井沢町、御代田町を中心に家屋損壊、床上・床下浸水、停電や断水が起きた。一部地域では今だ停電と断水が復旧していない。
また、県農政部が7日にまとめた農作物被害状況によると、収穫時期を目前にした果実の落下、畑の冠水など、佐久地方を中心とした東北信と上下伊那地方の15市町村で、計2億1900万円の被害が発生したと発表。  

我がアトリエのある信州上田真田町の大日向周辺の状況は以下の通りだ。
集落の自治を一緒に行っている北隣の渋沢で、5日午後10時15分頃、県道菅平高原線の道路脇の斜面が崩落、近くの別荘地や温泉に向かう道が不通になった。
先程、現場を取材してきた。

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Photo≫国道144号線の信号・菅平口から群馬県境となる鳥居峠へ上り、渋沢という集落から県道菅平高原線を四阿高原ホテル方面への入口。通行止めの規制。以下3点の写真は8日12時頃撮影

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Photo≫県道菅平高原線の渋沢入口から滝ノ入り沢の橋を渡って100mほど先の現場。徒歩で到着。路肩1mが下方へ100mほど崩落か…、電信柱も倒れ40軒ほど停電した

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Photo≫谷側の道路側面が約12mに渡って基礎コンクリートごと谷へ崩落している

ところで、四阿高原ホテルは山屋さんやバードウオッチャーの方々に人気の宿で、我輩もここの露天風呂のファンである。
通行止めの規制を回避してホテルへ向うには、菅平口の信号を菅平方面へと上がり、菅平ダムを越えて十の原別荘地から県道菅平高原線に入ればよい。

ちなみに今回の台風による長野県内の道路通行規制の詳細情報は台風9号の影響による県管理国道・県道の規制状況を見ていただきたい。

さて、昨夜、新たな台風の10号が発生したようだ。この台風は日本列島まで来ないと予想されている。

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posted by 州庵 at 16:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 異常気象

2007年09月07日

真田町大日向より台風9号のレポートだが…、骨董を修理しながら夜鍋で警戒!

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Photo≫台風警戒の夜、何故か骨董陶磁器の修理

日付が7日へと変わった。
真田町大日向より台風9号のレポートだ。長野地方気象台から警報という警報全てが出ている模様。我が集落も警戒。警戒状態である。

今回の台風は凄いようだ。信州に帰ってきて一番だろう。

現在、風と雨が凄く、異様な音が集落を包んでいる。
直ぐ脇を流れる神川からは「ゴーゴボゴボ」と、明らかに大きな岩が流れている地響きのような音が…。
谷を渡る高圧電線は、強風に身を任せ、不気味な風切り音というか、
幽霊が登場するテーマ曲を奏でる尺八の響き。
軽井沢では倒木が男性に直撃し亡くなった。県内での死亡者は、この台風で初めてである。ご冥福を申し上げる。

さて、今後、どうなりますやら…。

このような夜は、神経を使いながらじっと待つしかない。でもって、何故かこうなった。

夜なべをしながら、骨董陶磁器の修理なのである。
古伊万里の骨董陶磁器の中央にある2つの紅白のチューブが、エポキシ樹脂の2液式接着剤、その下のオレンジのチューブは漆、その右隣には金粉。
エポキシ樹脂接着剤に金粉を練り(一般的には砥の粉を混ぜるようだが、使い仕上げとなる金蒔絵との一体感を考え、私は金粉を練り込んでいる)、割れた部分に流し込んで造形を作る。紙テープで成形し、乾燥させる。そして、固まったら紙鑢で形を修正し、器のフォルムに一体化させ、仕上げに漆を塗り、金粉を蒔絵する。
一昼夜、乾かすと、骨董陶磁器の「金継ぎ」若しくは「金直し」といわれる修理が完成する。このような作業に没頭していると、台風襲撃が「自然のこと」と冷静になれる。

ところで、我がアトリエのある大日向集落は、明朝、どのような運命となるのか。

気になる。

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2007年09月06日

台風9号北上中。10時現在、軽井沢で自主避難1名とのNHKTVの文字放送

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Photo≫我がアトリエの雨模様。10時15分現在

台風9号が近づいている。

我がアトリエのある信州上田真田町の大日向では、雨は昨日の昼過ぎから降り始めた。
未明(3時頃)から本格的になり、昨夜、20時頃、上信越自動車道の碓氷・軽井沢〜佐久平IC間が、大雨で通行止めとなった。

今回の台風9号は迷走・停滞気味だったので、数日前から注意して気象情報を見ていた。
北関東甲信越の台風情報をTVでチェックすると、群馬県や長野県東部・特に軽井沢周辺が豪雨となり、群馬県では降り始めから既に300mmを越えているとのこと。
11時現在、NHKTVの文字放送によると、群馬県富岡や安中市、我が集落から鳥居峠を越えた群馬側の吾妻村で土砂崩れ、床下・床上浸水、JR信越・吾妻の両線が不通、避難者もかなり出ている模様。また、軽井沢で自主避難1名とのこと。災害に見まわれた方々にお見舞いを申し上げる。

日本列島の中央を横断するコースが東にずれた感じだが、山岳部の東斜面に暖かい空気が入って大雨が降りやすい状況が続いている。
浅間山から菅平という山岳部を一つの塊と見ると、群馬県北部と長野県東部の軽井沢周辺が東斜面となり、豪雨に見舞われてもおかしくないだろう。一方、我がアトリエのある地域は西南斜面と位置づけられ、大きな被害は少ないかと考える。

台風9号の詳細情報は気象庁台風情報を見ていただきたい。
また、現在、佐久市・軽井沢町・御代田町に土砂災害警戒情報、長野県下に各警報・注意報が出ている。

万が一、一番西のコースを通るとすると、これからどのような暴風豪雨災害が出るか分からない。

今日はコメンテーターとしてレギュラー出演しているテレビ信州"ゆうがたGet"の担当の日。これから長野市へと向うが、アトリエに帰ってくる時間帯に台風が上陸する可能性が高いので心配である。

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posted by 州庵 at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 異常気象