2006年08月27日

お座敷スタジオがワインセラーに変身?

DSC_2258.jpg
Photo≫コメリ・ホームセンターの集成材で作ったワインラック

ここ数日、秋そのものという日和である。標高900mの信州の山里にあるアトリエは、虫の音色に包まれている。
んっ!というより、家の中で鳴いているような…。さすが古民家。

さて、はぁ〜あ…(溜息)何とかならんだろうか!と…忙殺されそうだ。先月から続いている綱渡り的スケジュールの中で、仕事の内容も「一か八か」の世界。

特に、商店会活性化メディアフリーペーパー真田坂が政治問題に巻き込まれ、二転三転。

例のJT上田工場跡地再開発問題を連続3回でレポートし、最終回に「市長を囲む懇談会」を企画、紙面化したのだが、その内容に市当局が異常なバイアスをかけてきたのだ(数日後に「安藤州平Webアトリエ」に紙面をpdfでUPする予定)。
JT上田工場跡地再開発問題に関わる「安藤州平たまたま日記」は…
安藤州平たまたま日記3月 9日
安藤州平たまたま日記4月16日
安藤州平たまたま日記5月20日
を読んでいただければお分かりかと思う。

懇談会での最高の市長コメントGetは「当初、市民に対し情報提供が少なかったことは反省に値する」、そして、「白紙撤回に聞く耳を持たない」だ。
これらのコメントがあった懇談会を記事に起こし紙面構成をした。

前提条件として「ラフは市当局に見せ、チェックをお願いします」ということになったので、市当局にFAXすると、担当係長から「こんなに操作するのですか?」との電話。受けた私は「おいおい、操作じゃなくて、編集という日本語だよ」と心の中で言いながら、「3回連続の特集なので、読者が読みやすいように編集しました」と答え、「何時までにチェックしたらいいですか」と担当係長。
しばらくして、フリーペーパー発行責任者の店に「このような内容なら、こちらもテープ起こしをして照らし合わせる」と担当課長から、場合によっては脅しのように聞こえる電話が入ったとのこと。その後、ご丁寧に市長から「そんなに悪く書かないでよ」と、電話があったそうな(トホホ)。
凄いのは、懇談会の様子を市当局が、隠し取りといわれてもしょうがないやり方で録音していたことだ。我々は取材なので許可を得て目の前にMDを置いて録音したのだが…。

という、体たらくな我が上田市の対応なのである。

ここまでくると、頭がクラクラ。

気分転換に、昨年から貯まっていたワインの整理をするが、手に余る情況に気がついた。インターネットでワインラックを探していたが最低でも20,000円弱である。
貧乏な我輩、何としても安く上げねば…と、松尾町商店街の打ち合わせの帰りにコメリ・ホームセンターに寄れば、神のお告げか…ワンパーツ500円ほどのラックキットがあるではないか。

アトリエに帰り、フリーペーパーの編集の続き作業はさておき、ワインラックを組み立て、お座敷スタジオに設置。「うん、いいじゃん」。

その数分後、「仕事を続けるか」と、自分に言い聞かせ執務席のPCの前に座った。

安藤州平Webアトリエ






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この記事へのコメント
ふむふむ。これはテキストというメディアだから起こる厄介とも言えますね。ビデオで出せば、そのまんまだから文句の言いようもない。ビデオで出したものを文字起こしすればいい。テキストというメディアの社会性の鬱陶しさかもしれない…。
Posted by ミッチー at 2006年08月28日 01:59
もしもしミッチーさん、それは、単にメディアの「形態論」ですよ。

どんなメディアで記録されようが、それは情報の素材であって、編集されることではじめて価値を持つのです。

メディアには編集者がいるものです。フリーペーパー真田坂という商店街が発行するメディアの中で取材コンセプトにしたがって、今回、このテーマで3回連載の構成を企画しました。そして、読者に向け、ビデオであろうがMDの録音(今回の取材はMD)であろうがその記録から、「編集」しただけなのです。

取材MDには市長との懇談会の様子が、丸2時間、記録されています。ただ単に、我がフリーペーパーの編集方針に対し、市側がバイアスをかけてきただけ。取材と知りつつ市長が出席したのですから、そんなにヤバイのなら、そんなコメントをしなければいい…というレベルの話です。

ミッチーさんの弱いところは、すぐメディアの形態特性にいってしまうこと。

テキストの場合は、紙面の面積、また、ビデオの場合は番組の尺というものがあり、その中に編集という行為を行い収められることで、分かりやすい形で読者や視聴者に届くのです。

ミッチーさんがよくやる「撮りっぱなし」は単なる記録でしかありません。

たとえば、「バーチャル自分史」ですが、コンセプトはいいのですけど、インタビュアーなど取材者の養成が非常に重要になりますね。

なぜならインタビューというコミュニケーションは、頭の中で編集作業をしながら、相手から人生の歩みなどを聞きだし、話を分かりやすいようにまとめ誘導しなければならないからです。

技術的な「バーチャル自分史」の構築以前に、取材の組み立て方や、柔軟なインタビューができるテクニック、瞬時の編集構築作業などをトレーニングされた人材がなければ成立しませんよ。
Posted by 州庵 at 2006年08月28日 16:30
もしそれだとその人の発言に価値がないと発言しているようなもの。編集者が上位にくる概念は20世紀の価値観の遺物です。メディアのおごりたかぶり。21世紀にはさよならしましょう!

編集という古臭いフィルター通さずに伝えたらどう? と言っているだけの単純な話です。ビデオクリップでそのまま発言を出すというのが「編集」です。文字起こしするから話がややこしくなるという単純なことしか指摘していませんよ。
Posted by ミッチー at 2006年08月29日 00:03
貴重な御意見ありがとうございます。

もしかすると州庵さんは勘違いされているかもしれません。市長インタビューの詳細はもちろん知りませんが、ビデオを選ぶことが既に「編集」です。加工しなくてもれっきとした「編集」。素材が羅列されたとしても見る人は頭の中で編集をしてしまう。おそらく現代は既に情報にアクセスする人の一人ひとりが編集者になっているのではないかな? という気がします。
Posted by ミッチー at 2006年08月29日 00:18
そうか。2つ前のコメントはしくじりの書き込み。書くんじゃなかった。消せない。これも「編集」だ。
Posted by ミッチー at 2006年08月29日 00:21
編集者が上位とはいっていませんし思ってもいません。勘違いしているのはミッチーさんの方と思いますよ。
仰るとおり編集をしても、しなくてもいい。が、しないのも編集というのは、如何なものでしょうか。

確かに、人間は言葉をもっている以上、頭の中で編集しながらコミュニケーションや行動をする動物です。見る方も編集しているということは分かります。だからといって編集という概念をそこまで拡張するのは、学問的な悪戯ではないかなぁ。

日常、頭の中で編集して生きているという自覚をもっている人々は一体何人いるのでしょう。表現を発する生業の私のような者は常に意識していますし、ミッチーさんのように学問の道を歩む方もそうでしょう。しかし、このような問題の場合、表現者と学者の捉え方、構え方の違いは大きいはずですよ。

>情報にアクセスする人、一人ひとりが編集者になっている…

というのは、ITなどに象徴されるコミュニケーション手段を前提とした工学的なアプローチによる人間の位置づけに過ぎないと思いますが如何でしょうか。
Posted by 州庵 at 2006年08月29日 01:45
これはもしかすると泥沼かもしれませんね。ただとても面白い議論になりそうなので、どこかで延々とやりましょう!
Posted by ミッチー at 2006年08月29日 02:09
続きにしますかねミッチーさん。しかしながらミッチーさんと出会った頃、eポートフォリオで、似たような議論をしたような気がしますが…。
またブログにいらしてください。そうそう、我がホームページの「小言甘辛放題」に、メディア論や編集論、文化論、言語論等関連の雑文がありますので、お読み下されば我輩の頭の中の断片が見えるかも(なおさら悩むかもしれませんが)。
ではでは〜
Posted by 州庵 at 2006年08月29日 20:34
↑上の談議はおいといて・・・・

いやいや〜すばらしいワインラックじゃないですか!

お見事です!


で、何時やっつけますかね〜( ̄ー ̄)


州庵さんのタルトもろとも・・・
Posted by よたまえ at 2006年08月30日 01:27
あら、まあ、閑話休題で、いずかたともなく
美味しそうなニオイが・・・
これだけの量、よたまえさんと州庵さんのお二人で「やっつける」には多すぎますね。
及ばずながら私もお相伴にあずからせていただいて
・・・いえいえ、やはり、ここは秋の夜長のワインパーティーということで、マダム・ジェンヌ仲間も動員してイッキにやっつけましょう!ほほっ
Posted by 因幡の白マダム at 2006年08月30日 09:58
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