2007年01月19日

JT上田工場跡地再開発…上田市寄りの記事が目立つマスコミ報道

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Photo≫信濃毎日新聞社18日の地域紙面(左)と19日総合紙面(右)に採り上げられたJT上田工場跡地再開発問題

巷で騒がれている「2007年問題」。
一般的には団塊世代の大量退職と説明されているが、このほかにも色々な問題がある。
平成生まれの社会人が輩出され始める年であり、地方都市再生という視点では改定まちづくり3法が実質的に施行される年でもある。

先日、1月10日のたまたま日記で触れたが、我が上田市では、「JT上田工場跡地再開発」が天下分け目の市民運動となるのか…、スケジュール的に天王山を迎える年なのである。

詳細は安藤州平たまたま日記3月 9日安藤州平たまたま日記4月16日安藤州平たまたま日記5月20日安藤州平たまたま日記6月22日安藤州平たまたま日記8月27日
または、安藤州平Webアトリエ内の松尾町フリーペーパー真田坂・7号・8号・9号を参照下さい。

信濃毎日新聞社の18日朝刊に、17日に上田商工会議所で開かれた「JTたばこ産業跡地を考える会"計画凍結署名活動の準備会"」の記事があった。この会は、市内の商店主らが発足させ、趣旨に賛同する市民ら計40名ほどが参加している。イトーヨーカ堂大型商業施設の出店方針の計画に対し、「跡地をどのように活用するかは、地域の運命を握っている」と、反対署名を2月20日まで集め、市に提出するという。

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Photo≫18日、講師として長野大学へ向う途中、閑散とした上田市の中央商店街。一等地にはマンションが…

一方、本日の朝刊。18日の上田市議会全員協議会で、母袋創一上田市長がJT上田工場跡地に「交流・文化施設」などを2010年度完成を目指し建設する方針を明らかにした…と伝えている。
JTからイトーヨーカ堂大型商業施設に隣接する4〜4.5haの土地を購入し、現在上田城跡公園内にある市民会館の移転が前提で、150億程度の事業費となるらしい。

この記事には、研究会の設置と審議、市民アンケートの実施など市は手続きを踏んできたと触れながらも、「議論不足の声広がる」、「民地開発ルールつくりを」との見出しで、これまでの経緯において市民への情報提供の不足の指摘、商店主を中心とした反対派の活動などを紹介している。

また、先の研究会とアンケートはJT側のプランに沿った中で行われたアリバイ工作と指摘する識者のコメントを載せながら、民有地であることが「市にとってネック」との母袋市長の見解を紹介している。行政の規制、誘導に限界があり、経済活動の制限、また、行政訴訟の可能性も覚悟しなければならないと、苦渋をにじませたとのこと。
さらに、「民地開発に自治体がどうかかわり、市民の声を反映させたまちづくりにつなげていくか、ルールづくりが求められている」と締めくくっている。

さて、記事の掲載紙面が気になる。"計画凍結署名活動の準備会"は地域面の中段で、"上田市議会全員協議会での母袋創一上田市長のJT上田工場跡地開発の方針"が、冒頭の総合面で9段の1/2という扱い。

昼の某公共放送のニュースでも"上田市議会全員協議会での母袋創一上田市長のJT上田工場跡地開発の方針"をメインに伝え、最後に"商店主らの反対も起きている"というコメントを添える程度だ。

マスコミが伝えるJT上田工場跡地再開発問題の報道は、上田市寄りの記事が目立つと思うのは私だけではないだろう。

安藤州平Webアトリエ


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