2006年04月16日

JT上田工場跡地約6万坪と再開発

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Photo≫JT上田工場跡地

昨日、上田市の松尾町商店会で発行している「フリーペーパー真田坂」の第7号の配布準備と第8号の編集会議に、企画編集の立場で出席した。

このフリーペーパーは、小さな地方都市の商店会の活性化の一助として「まちおこしジャーナリズム」という新概念で、昨年の6月から発行している。
興味のある方は商店会活性化 街並み再生など―現在進行中プロジェクト
を見ていただければ企画意図、バックナンバーなど詳しく紹介している。

真田坂第7号の特集は、このブログの3月9日JT上田工場跡地利用検討委員会で書いたJT上田工場跡地再開発問題を取り上げ、「JT上田工場跡地再開発を考える」と題し、今後3回連続シリーズで企画。
その第1回の反省と次号第2回の論点等ポイントを議題に検討、19時からスタートし、気がつけば23時近くになっていた。

実は2周年の特別企画としてこのテーマを書こうと思っていた。
ところが、上田市長選・上田市議選において争点にならず、一方、マスコミが取り上げたと思ったら商工会議所や上田商業21世紀会で議論が盛り上がり、消費者としての市民不在のバランスの欠ける展開となってしまった。
そこで、市民に興味をもってもらうためにも前倒しで特集企画となったのだ。

あまり盛り上がっていない上田市民が参加できる議論の機会となればと考え、また、まちおこしの経験から、様々な角度からの論点を提供できないかと思っている。

ところで、JT上田工場跡地がこの写真。
実際の工場跡地の広さは写真では表せないほど。本当に広大な土地なのである。

安藤州平Webアトリエ




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この記事へのコメント
「JT上田工場」とyahooで検索し、安藤さんのご意見をあらためて拝見しました。
上田市民は、個別に話してみるとみんなこの件に関する問題意識は持っているものの「若い衆で議論してみろ」とか「どうすればいいんかねー」と言った人任せの姿勢が目につきます。「地方の小さな都市で、長期的な視点を見出した上での大規模開発はどちらかというと不得手…市民の意識も低いし人材がいません。」とおっしゃるとおり、私の正直な気持ちは、この点が、最大の問題点だと思っています。
ですから、今回のJT工場跡地の問題に関しても議論をすることがまずは必要と考え、21世紀会で問題提起しました。「小中学校の総合学習」も必要なものだとご理解下さい。
私は、議論を盛り上げるためにはある程度具体的で説得力のあるプランを描くことが必要と考えていますが、その部分で今のところJTから提示されているプラン以外に誰も示していないのが問題だと思いますがいかがでしょう。

現在いろいろな人と議論してみて共通項をまとめるとすると「30年、50年後を見据えた街づくり」「地域の特徴を生かした他の地域に負けない街づくり」と言う点で異論はないように思います。
一方、一民間企業の立場のJT側は、短時間で解決するスピード勝負の街づくりを目指すのは当然であり、どうしても対立構図になってしまいます。
まずは、JT側の具体的プランを見てみなければ解りませんが、長期的な街づくりという視点でチェックすれば本質が見えて来て、議論の視点がはっきりするようにも思います。

私は、これで21世紀会会長も終わりになり個人的な立場の意見になってしまうのですが、こんなスタンスでいろいろな方に議論をぶつけてみたいと思っています。
Posted by 寺島 at 2006年05月16日 17:34
寺島さん、ご意見ありがとうございます。
まず、私が今回のJTの問題点を指摘し始めたのは、松尾町商店会の役員会に初めて出席した頃からで、3年近くなるでしょうか。
正直言いまして、その頃、寺島さんはじめ皆さんの反応は実に鈍く、ほていや跡地開発の対案等の提言で失敗したボヤキばかりでした。そして、何故、失敗したのかを考えてください―と私が問いました。皆さんのお話をお聞きし、夢のレベルの対案と、消費者(市民)不在の運動だったからなのでは―と、分析したのを覚えています。

寺島さんのエンジンが掛かったのも、ある意味私が焚きつけたからでしょう。ご意見と行動には敬意を表しますが、また、ほていや跡地と同じことを繰り返しているような気がします。

さて、今回の問題の留意点などを挙げてみますと…

まず、当然ながらJT側にはプロのコンサルがつき、様々な開発の方法と経験を持ち、商業エリア開発に手を上げる民間にもプロのコンサルが入ってます。開発基本調査、プラン立案、合意形成、実施・運営などのプロです。「プロ」を相手に交渉するのです。

次に、事態は日々進んでいます。市側とJT側は既に数年間、調整してきています。初期の段階で市側は跡地を買わないと判断し、議会承認も得てJT側に回答しています。また、プランも構想から基本プランへと進んでいることでしょう。「小中学校の総合学習」のような悠長なことをしている暇はありません。

更に、市側へのアプローチも、こちらから投げる球によって、部局も異なればタイミングもかわり、投げる球にもいろいろなものを用意しておく必要があります。市側には政策企画課という優秀な部隊(行政内のシンクタンク)が控えています。「夢」「未来」などの曖昧な言葉で、俄かに勉強した環境や福祉などをキーワードに対案を提言するしても「失笑」を買うだけです。

JT側は跡地を資産とした運用による収入が基本ですが、昨今、パブリックな開発イメージが必要な時代です。その手法もいろいろなものが生み出されています。あの手この手で市民の合意形成を図ってくるはずです。

『今回のJT工場跡地の問題に関しても議論をすることがまずは必要と考え、21世紀会で問題提起しました』。議論が必要なのは異論ありません。しかし、以上のように、今回の問題には様々な留意点があり、このことを踏まえ、ある程度勉強した市民たちの議論を、プロコンサルの指導の下、展開し対案を段階的に構築する必要があります。

『議論を盛り上げるためにはある程度具体的で説得力のあるプランを描くことが必要と考えていますが、その部分で今のところJTから提示されているプラン以外に誰も示していないのが問題だと思いますがいかがでしょう』当たり前ですね。しかしながらアマチュアレベルの市民が、プロを配するJT側以上の具体的なプランを提案できるでしょうか?

『「小中学校の総合学習」も必要なものだとご理解下さい』。この行為も、場合によっては必要かもしれませんが、昨年度で使命を果たした『百勇士委員会』あたりで、日々、成熟した市民へと成長するために行うものでしょう。

いろいろ厳しく指摘しましたが、JT側が提示してくるプランを冷静に分析し、何処に問題があり、何が必要なのか…、中央商店街がイニシアチブを持つにはどんな条件が必要なのか…、条件闘争は可能か…。その上で、開発内容を中央商店街のプラス面に「変質」させてしまう「前代未聞の知恵」を絞る。「反対ありきの反対」という姿勢では、こんな発想も湧いてこないでしょう。

『これで21世紀会会長も終わりになり個人的な立場の意見になってしまうのですが、こんなスタンスでいろいろな方に議論をぶつけてみたいと思っています』。会長職、ご苦労様でした。いろいろな方と議論するのは大切です。が、議論とは「ぶつける」ものではありません。相手をよく見ながら、よく聞き、どんなレベルで、なにを前提に「議論」するのか…。議論は、より高い次元の方針を見つけ出す「思考のキャッチボール」でなければなりません。
Posted by 州庵 at 2006年05月16日 22:16
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