2006年04月19日

愛車に“黄砂”…雪崩による山岳事故が心配だ

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Photo≫愛車サファリのボンネットに黄砂

昨日から黄砂が列島各地で観測されたが、ここ信州も凄く、いつもなら美しい姿をあらわす美ヶ原高原の稜線も見づらく、今日も視界が悪かった。

ご覧のように我が愛車サファリのボンネットも黄砂…。が、車名を考えれば実にフィットした汚れなのだ。

一昨年の秋から、フリーライターの北沢女史と共に、信州に縁のある歴史上の人物や偉人賢人の墓を巡る紀行本を出すため、取材をしている。信州が花のシーズンに入ったため、春編の取材を昨日スタートした。
合併で木曽町となった旧木曽福島町と旧三岳村をまわり数箇所の墓を取材してきたが、近景はいいとしても背景となる御嶽山や中央アルプスの視界が悪い。
さらに、事前取材が不確実だったようで、桜はまだ早く、福寿草と水仙の黄色が目立つ。絵にならない…。
まぁ、じっくり取材している本なので、来週あたりにもう一度行くか…。というよりも木曽谷は何回行っても飽きないのである。

さて、去年の秋にも黄砂が観測され、今年は先月から数回観測されている。ここのところの山岳事故は雪崩によるものばかり。経験豊かな山屋は、表層雪崩と黄砂の関係を心配している。

表層雪崩は、表面が一度溶けて凍って硬くなった古い雪の層の上に、新しい雪が大量に降り積もり、表面の新しい雪の層だけが滑り落ちて発生する。この古い雪と新しい雪の境目を作りやすくするのが黄砂というわけだ。
つまり、黄砂によって太陽熱の吸収がよくなった雪の表面は速く日中に溶け、夜間に凍りついて表面が非常に摩擦力が少ない雪の段差ができる。これが雪崩多発の原因のひとつと考えられるのである。

天気予報では、明日、春雷を伴う雨天の確率が高く、標高の高いところでは雪とのこと。
ゴールデンウイークまで10日ほど。春山シーズン真っ最中だが、くれぐれも事故のないよう慎重に入山して欲しい。

安藤州平Webアトリエ




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posted by 州庵 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 異常気象
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