2010年07月12日

上田の象徴・太郎山の逆さ霧

ここのところ徹夜が多い(本来なら仕事で徹夜をしたいのだが、こうも閑古鳥では…)。

サッカーのワールドカップ、テニスのウインブルドン、与野党逆転となるのか―という参議院選など、ライブで見なければ意味が無いヒューマン・ドラマ続き。
勝者予想好きの我輩としては、気掛かりな日が続いた。

そして本日、未明でひと段落。

ワールドカップは、どこぞのタコの完璧な勝敗予想的中率に脱帽。しかし、参議院選は、野党過半数議席を占める…という予想通りの結果。

さて、写真は4時間ほど前に出現した「太郎山の逆さ霧」である。何時出るか分からないといわれる自然現象なのだ。

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Photo≫梅雨の初めと、秋の終わりに気まぐれに現れる「太郎山の逆さ霧」。太郎山はJR上田駅のお城口を降りると正面にそそり立つ山で、旧市街地の小学校では、必ず登山する市民の山だ

ところで、次に徹夜をするとすれば、与党民主党の「党内政局のすったもんだ」なのであろう。
また「衆参ねじれ現象」では、与党のあらゆる手段を乱発する政権維持と、政権奪回を目指す野党の奇襲戦術による戦いとなり、法案も通らず「ダッチロール連続の政局」となる。

誰が見ても「待ったなし」という我が国の状況において、またまた無駄な月日が流れていっては、欧米メディアの辛口論調で見られる「落日の日本」へと本当になってしまう。

ここ数ヶ月の「素人政治」には、目を覆うものばかりで、一言「甘っちょろい」のレベル。開いた口もふさがらない日々だった。
さらに菅総理は退陣せず、内閣改造をしないといい、これからも初心者マークの付いた内閣が続くらしい。

今後、選挙前に「政治家適格検査」を実施し、世襲であろうが無かろうが「出来る政治家」に登場してもらうしかない。

安藤州平Webアトリエ


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2008年03月19日

まさか…『年金特別便』がやってきた

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Photo≫手元に届いた厚生労働大臣のサインがある『年金特別便』。

まさかと思ったが、どうやら5000万件と言われている宙に浮いた年金記録の持ち主だと思われる人物に該当したようで、手元に『年金特別便』が届いた。
書類を説明するリーフレットには、厚生労働大臣のサインが大きくレイアウトされ、紙面を見る限り何か違和感が漂う。

書類の内容を見れば、愕然。昭和58年から平成元年までのサラリーマン時代の年金が抜けている。
おいおい…覚悟はしていたが冗談じゃない。

気を取り直して、勤めていた京都の会社の古い友人に電話を入れ「年金特別便という不幸の手紙がやってきた」という我輩に友人は「来ましたか。大変だねぇ」。
お互いに近況報告をしながら「総務部に直接電話を入れたかったが、顔を知っている社員が残っているかどうかも分からない。オレオレ詐欺と思われてもしょうがないので、事情と共にこの電話を回してくれないか…」とお願いする。

結局、我輩がサラリーマン時代の知人が総務部にいて対応し、昭和58年5月9日から平成1年3月20日までの記録が抜け落ちていたことが判明。特別便に同封されていた「年金加入記録照会票」の「訂正有り」に印をして、勤めていた会社名、住所、勤務期間を記入。
上田市のJP本局へ行きポストに投函する。

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Photo≫ポストに投函するのは、手元に届いた年金特別便の年金加入記録照会票。思わず記録写真を撮影する

ここ数年の年金問題、政治家たちの年金不払い、国民年金と厚生年金の統合、年金基金を使ったリゾート施設のずさんな経営と破綻、ただのような売却、何千万件にも上る宙に浮いた年金記録、その後のゴタゴタとした対応…挙げればきりがない。
以前から人口構成上、あまり得をしない年代に生まれたと思い、まったく違うシステムにしないと年金が破綻するであろうと、醒めて見ていた我輩。年金に関わる様々な問題を、訝しく斜に構えて眺めてきたのだ。

しかしながら、この年金特別便のおかげで、体たらくな年金行政の諸問題の当事者となってしまった。
今後、『年金』という二文字がある報道は必ずチェックすることになるだろう。

安藤州平Webアトリエ


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2007年12月05日

JT上田工場跡地の大型商業施設開発反対派、万策尽きたか?

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Photo≫上田市の中央商店街中心部・原町交差点の「一富士」が倒産。マンション開発が始まった

9月後半から10月、11月末まで、JT上田工場跡地の大型商業施設開発問題で、都市計画法に基づく行政側の推進、また、様々な反対派の攻防があった。

まず、富山の某氏による別プランの建築基準法48条第12項の規定に基づく建築許可の申請による抵抗で、上田市建築審査会に請求し昨年から係争中だったが、その攻防が10月頭にピークを迎えていた。マスコミが取上げなかったので、知らない方が殆どと思うが…。
某氏のプランは許可が下りず、上田市は都市計画法を盾にJTの開発進めているのは異常…と。某氏の訴えのポイントは、建築基準法がベースの法律であり、都市計画法はその延長線にあるもの。よって、「上田市の都市計画法によるJTの開発推進は明らかに法律違反」と、上田市建築審査会に出頭し意見陳述したのである。

その後、別の動きが出る。
市民有志が「直接請求の署名活動をする会」を立ち上げ署名を開始。といっても、分裂した反対派の一つのグループ・過激反対派商店主たちが、街並み再生に成功した「柳町」(安藤州平Webアトリエ/小言甘辛放談・2004年4月29日)を巻き込んでの署名活動だった。
先月末、提出された署名数を選管が確認、30日、地方自治法に基づき「大型商業施設の出店規制条例の制定」を母袋創一市長に直接請求したのだ。
そもそも直接請求は選挙で選ばれた首長と議員の判断を縛り補完するものだ。直接請求されること自身、不名誉なことであり、首長や議員が抵抗するのが殆ど。これらの市民運動を成功させるには、議会に手を突っ込み、市民運動に賛同する議員グループを誕生させ、議会に上程した際に、確実に、議決する環境を作らねばならないのである。今回の反対派を見る限り、そこまで手を回すメンバーはいないようだ。
さらに「柳町」を巻き込んだのは正解だったのだろうか?柳町の街並み再生のスタートは有志住民による補助金なしの動きだった。が、現在の柳町の街並みは市の肝いりの整備もあって出来た。市サイドから見れば、街並み活性化の成功例であり、また、優等生として柳町を育てた訳で、「飼い犬に手を噛まれた」状態である。

で、市長はどうするのか…と注目していた。
昨日、その動きがあった。
母袋創一市長は「都市計画法違反」、「地方自治法の趣旨に反する」、「制定すべきでない」という意見書を付け、市議会に上程したというからお笑いだ。
市民に同調したふりを見せ、水面下で議会に働きかけてから上程し、議論の上「否決」とするのかと思えば…。
なかなか過激だなぁ。

どうやらJT上田工場跡地の大型商業施設開発反対派の万策は尽きたようである。

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Photo≫松尾町に昨年まであったセブンイレブンの跡に、お洒落なカフェ「Rin's Coffee」が誕生。オーナーの鴇澤氏の話しでは2000年頃からカフェ開業の研究をしていたとのこと。本格的で実に美味しいコーヒーが飲める。今月中は「オープン記念でプライスオフ」とお得

さてさて…、現在、着々とJTとセブンアンドアイ側のプランは進んでいるはずである。
共存共栄するよう方策を見つけるため「円卓」を急いで準備し、協議を始めなければ「本当の手遅れ」になる。
その中から、中央商店街が生き残る様々な「ウルトラC」が出るかもしれない。いや、出さねばならない。

安藤州平Webアトリエ


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2007年11月14日

日置電機・HIOKI公開講座「赤池学氏/昆虫力"自然に学ぶものづくり"」へ

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Photo≫HIOKI公開講座の赤池学氏。演題は「昆虫力"自然に学ぶものづくり"」

先月の末、地元ローカル紙に面白い公開講座の告知があった。

電器計測機器メーカー大手の日置電機株式会社・HIOKIの公開講座である。ホームページを覗くと、この講座は日置が社員教育の一環で社外より講師を招いて続けているもので、今回は公開講座となったらしい。

講師はユニバーサルデザイン総合研究所所長の赤池学氏だ。

早速、申し込みをして、地元ローカル紙を取っていない父に連絡、友人たちを誘って行ってきた。

氏の著書は殆ど読んでいる。

実は、父の研究室の最後のお弟子さんで、10年ほど前からその名と興味深い科学技術ジャーナリストとしての活動、各方面での活躍の話を聞いていたのだ。
退官後の父は『大ゼミ』と称する全てのお弟子さんを集めたゼミナールを続けており、その大ゼミに聴講生として参加して、お会いしたかったのだが、何時か何時かと思いながら行けず仕舞い。

昆虫の生態や発生過程に見られる体が持つ様々な機能を、昆虫資源・バイオマテリアルとして、農業や環境、素材産業、また医療や健康福祉産業などに展開するという生物機能性の利活用技術の話を、氏が関わったプロジェクトを元に、面白く分かりやすい話で、あっという間の90分だった。

科学・技術が新しい次元へと転換していく「今」を垣間見た思いだ。

ところで上田市は、その昔、一時ではあるが、養蚕で世界を動かし栄えた地方都市だ。この街の産業の未来を示唆出来るのは赤池氏しかいないのではないか。
出来ればであるが、「日置電機さん、赤池氏の講演をシリーズ化して続けていただければ…」と思うのは私だけではないだろう。

安藤州平Webアトリエ




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2007年08月27日

忘却の現代世界遺産・長野冬季オリンピック「セントラル・スクエア」

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Photo≫駐車場と化した長野冬期オリンピック授賞式会場の「セントラル・スクエア」

まとわりつく熱気、残暑が厳しい中、長野駅から善光寺表参道を歩き、某打ち合わせであるビルに向う。ふと道路の向こう側を見る。
すると、駐車場に止められた車にまぎれながらオリンピックのマークが小さく見える。

おぉ!忘却の現代世界遺産!

1998年長野冬季オリンピックの表彰式などで見覚えのあろうセントラル・スクエアである。現在、有料駐車場と成り下がり、その昔は土日にイベント会場としても利用されていたが、最近は殆ど利用されていない。
焔をともしていたミニ聖火台は既に忘却の彼方だ。

「善光寺周辺を世界遺産に登録しよう」という市民運動があるらしい。しかし、善光寺表参道の中間点にある世界的記念施設が、たかだか9年でこの有様では、あまりにも「…」であり、市民運動の精神的レベルは大丈夫かと頭を傾げたくなる。

そういえば、数日前にこんな記事。

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Photo≫2007年8月24日の信濃毎日新聞朝刊17面東北信面の『長野駅前東口・五輪10周年タワー・建設へ実行委員会発足』を知らせる記事

長野市や長野駅東口商店街協同組合など約20団体が、「長野駅東口前にオリンピックの記念物が無いのはおかしい」と、高さ5mのメモリアルタワーを建設するという動きだ。デザインと予算、場所を協議し、決まったらしい。

なんとも不思議な気分になる。

駐車場と化したセントラル・スクエアのドタバタ的9年の運命も、長野市や長野の中央商店街、商工組合などが「何とか残さねば…」という騒ぎの末、サジを投げ、ほったらかしだったはず。

長野市は善光寺の門前町であって、オリンピック開催都市というイメージが弱いのか?、「五輪塔」か「五輪記念タワー」だか知らないが、長野駅東口前に建てるのなら、セントラル・スクエアも何とかならないのか。駅の何処の出口という"局所的なものの見方"をせずに…、気合を入れて欲しい。

安藤州平Webアトリエ




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2007年08月25日

JT上田工場跡地再開発のメインアプローチになる「上田駅前天神町商店街」の電線地中化お披露目イベント

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Photo≫上田駅前天神町商店街の電線地中化、石畳とカラー舗装整備が竣工した

その昔、映画館があった天神町商店街。今では飲食店、ビジネスホテルがメインで、物販店が減りつつあるが、立地上、頑張らざるを得ない…、いや、本当に頑張っている商店街である。

この天神町商店街の長年の懸案であった電線地中化、石畳とカラー舗装整備の話は、新生上田市の合併前からのもので、地元商店主たちの顔色も「安堵」というよりは、「やれやれ」と見えてしまうのは私だけだろうか…。

さて、「お披露目イベント」の方は、40〜30代のファミリーの人出が多く、商店街のイベントとしては商店主や振興組合会員のおもてなし精神、手作り感たっぷりの良い雰囲気だった。
以前、私の企画で情報月刊誌KURAにルポしていた北国街道の古きよき佇まいを残す「柳町」の夏祭りをジャジィーな大人の祭りとすると、こちらは八幡屋人形センターがあるせいか、子供たちを主人公にファミリーが思い存分楽しめる祭りだ。

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Photo≫西丘保育園児たちのパラバルーン演舞。オープニングには鼓笛隊としても参加した

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Photo≫八幡屋人形センター前の人出

上田市内の商店街は、私が顧問としてお手伝いしている松尾町商店街の「職人フェア」や上田真田祭りでの「流し蕎麦大会」など、それぞれ個性を生かしたイベントを開催している。が、「流し蕎麦大会」などは直ぐに隣の商店街が「素麺」に変えてパクってしまうなど、祭りに対する企画力が落ちている。たとえ企画力が落ちようが、おもてなし精神が豊かなら、天神町のように地元の若いファミリーが集まるのである。

ところで、先週の21日(月)から今月末31日(金)まで、「JT上田工場跡地の用途変更素案」と「地区計画素案」を上田市役所と丸子、真田、武石の各地域自治センターで公開し、市民の意見書を募集している。
21日、早速、真田地域自治センターへ見に行ってきた。

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Photo≫2007年8月21日の信濃毎日新聞朝刊17面東北信面の『JT上田工場跡地の用途変更素案 市民の意見書募集』を知らせる記事

旧真田町の市民には関心がないのか、閲覧者は今のところ私一人。その後、24日に松尾町商店街振興組合のある理事と一緒に上田市役所へ見に行ったが、こちらの閲覧者の殆どは東京のコンサルで、市民は五本の指を使わない程度の人数だ。インターネットで公開しているので、そちらを見る方が多いのか、少なすぎる。JT上田工場跡地再開発の反対グループなど、大勢が見に来ていると思ったのだが…。
役所に足を運べば詳細な書類を見ることが出来、それなりの質疑ができるのである。
実際、24日に上田市役所へ閲覧に行ったときには、JT上田工場跡地再開発とかかわる周辺及び市街地道路整備などについて松尾町商店街の理事と共に質問し、都市計画課のスタッフが我々に答えてくれたのだ。

JT上田工場跡地再開発の商業ゾーンに計画されているセブンアンドアイの巨大量販店アリオのプランは何処まで進んでいるのか。現在、必死になって全国展開のブランドのテナントの集めているはずだが、意外と集まりが悪いのでは…。その苦肉の策として地元出店枠を設けるなどという荒療治をすることも理論的には考えられる。

何故、このような考え方をするのかといえば、前述したJT上田工場跡地再開発とかかわる周辺及び市街地道路整備計画を見たからである。千曲川の護岸道路の拡幅化はやっても、東と西の末端において国道18号線上田バイパスと直接つなげない(バイパス効果が下がるため)という。また、しなの鉄道(旧JR信越本線)を南北に渡るアプローチは踏み切りのある地上道路のみ。アンダーパスは考えられないという。

私の感想としては実にトホホ。もし、私がセブンアンドアイ側のコンサルとしてプランを立てる立場だったら、激怒するようなアクセスの悪い道路整備であり、当然ながら、テナント出店企業から見ても、不安を多く感じてしまう魅力の無い周辺インフラ整備計画なのである。しかも、道路整備はアリオ開業後、同じJT上田工場跡地に整備する新しい上田警察署や市民会館が竣工する頃になるであろうというから…、絶句。
果たしてJT上田工場跡地再開発は成功するのだろうか?!

話は変わるが24日(金)に松尾町の老舗靴屋が「完全閉店セール」のチラシを出しセールを始めた。靴屋さんと仲のいい松尾町の商店主たちには『激震のニュース』だった。
この店の商店主は、現在、商店街振興組合の役員ではないが、発言力があり、確か別の団体の立場でJT上田工場跡地再開発の反対グループに参加していたはずである。海野町や駅前のイトーヨウカドウにテナントショップなど数店持っていたが、数年前から店舗整理の経営方針を挙げていた。
まさか倒産ではあるまい…。

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2007年08月11日

長野市の北野カルチュラルセンターで見かけた「エレベーター・シルバーシート」

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Photo≫エレベーター内の『椅子』は高齢者への配慮か?荷物置きか?

先日、長野市の北野カルチュラルセンター・ブラッセリー光庵で、親しい呑み仲間が企画した『信州あの人ゆかりの菩提寺・神社』の出版記念パーティーと称する暑気払いの呑み会に出席。楽しいひと時を過ごしてきた。

呑み仲間といっても、幹事さんとその方の親友のお姉さまは人生の大先輩で、偶然にも仕事で関わりがあり、世の中の狭さを実感。

さて、会場に5分前に着いたが、エレベーター内に見つけたのがこの椅子である。
4人乗ったのだが、全員が「目が点」。

何のための椅子なのだろうか。仲間と推測したが、高齢者への配慮か?荷物置きか?結論が出る前に3階のレストランフロアーに着く。

建物は3階建て、エレベーターは8人乗り程度。8人乗りのエレベーターが如何に狭いか…、また、3階までの所要時間は10秒足らずなのは、お分かりのことと思う。お年寄りが立ち座りするのには時間が短すぎ、荷物置きにしか使えないだろう。

高齢の利用者の声に応えた対策なのだろう。

高齢化王国・長野県の高齢者への「いたわり」か、「エレベーター・シルバーシート」という新しいカタチ。

不思議なものを見てしまった。

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2007年07月29日

NHK参議院選開票特番が知らせる「自民大敗」、「民主大勝・第1党」

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Photo≫我が集落に掲げられた選挙ポスター

16時頃、仕事が一段落ついたので、参議院選へ投票に行く。
山の中の小さな集落の投票所は緊張感もなく、かといって和んでいるわけでもないが、見方によっては「これが国政選挙の投票か?」と顎をしゃくってしまう。
このような小さな投票所が、全国に何万箇所あるのだろうか。そして、大半の有権者が与党を支えていたはずである。

今回は、「田舎まわりの民主・小沢一郎」、「都市部をまわる自民・安部晋三」というイメージだった。
地方に強い自民、都市政党の民主が、ホームグラウンドを入れ替わっての戦い。前首相の小泉氏が仕掛けたイメージ転換作戦が、定着したのだろうか…。

20時の投票締め切り直後、NHKの選挙開票特番によると、長野選挙区では民主党の羽田雄一郎、自民党の吉田ひろみ両氏が当選確実とのこと。

全議席の情勢を「自民大敗」、「民主大勝・第1党」と伝える。議席数の予測は自民が35〜45、民主が55〜65とのこと。
さらに、自民党参院幹部が民主候補と激戦という。
20時10分時点で、比例代表では自民11、民主19議席と、殆どダブルスコア。

さて、安部首相はどのような責任を取るのか。
もし、40議席にもとどかず、責任を取らずに首相続投などとなれば、これはもう『無節操内閣』または『不信任無視内閣』としか言わざるを得ない。

政界再編を希望する我輩としては、内閣総辞職、衆院解散総選挙となってもらいたいが…どうなるのか?
政局となるはずだか。

実に気になる。

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2007年07月05日

事実上の解党状態、新党日本。田中康夫氏はどうするのか?

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Photo≫タイトルとは関係ないが、信州上田の松尾町商店街で見つけた「ただのハンガー」 

国会が閉会し参議院選に突入した今日、15時に面白いニュース速報が…。

たまたま日記/4月30日に書いたが、松本歯科大で見かけた田中康夫氏。彼が党首の新党日本が、事実上の解党状態に陥ったとのこと。
地元民放、通信社、新聞社など様々なメディアをチェックすると、どうやら「党の私物化」らしい。
さて、最近の報道にあった"仲良しジャーナリストの有田芳生氏とともに田中氏が参院選に立候補"は、どのようなカタチの出馬となるのか?若しくは"断念"となるのだろうか?

以前、我がホームページの安藤州平Webアトリエ「小言甘辛放談」で、長野県政ウオッチを書いていたが、指摘したとおり田中氏はアマチュアリズム独特の自己中で、郵政解散のドサクサに政党という名のサークルを作った。が、案の定、自らの玩具であったようだ。「党の私物化」ではなく、田中氏を担いだ国会議員たちの浅墓さを象徴するニュースというべきか…。
ホリエモンを担いだ自民党を思い出す。

たぶん、いや、本当かもしれないが、この国は、アマチュアリズムに蝕まれつつある…と感じる。

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2007年03月09日

JR上田駅前の再開発ビル・パレオが覆い隠す城下町の建物

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Photo≫JR上田駅前の再開発ビル・パレオで隠された明治の蔵 

数年前の上田駅前再開発で、それなりに今風のターミナルになった。

それまではというと、太郎山と烏帽子岳の間に、遠く菅平の四阿山と根子岳を望むことができ、上田交通や骨董屋、土産屋が入っていた昭和初期の3階建てのビルや、駅前に聳える千曲川の河岸段丘の上に建つ明治期の建物など、大正から昭和初期にかけて「蚕都」として繁栄した城下町上田の雰囲気があった駅前だった。

上田に帰省する度、「田舎だなぁ〜」と溜息をつきながらも、懐かしさを覚える味わい深い駅前であった。

今、その記憶の痕跡を探すと、再開発ビル・パレオで覆い隠されたこの明治時代の蔵しかない。

あるインタビューで母袋上田市長と話す機会があった。そのとき、「県内でいちばん胸をはれるきれいな駅前だと自負している」というようなことを言っていた。

確かに小奇麗になった。
だが、もう少し何とかならなかったのか…と思うのは私だけではないだろう。
またまた書いてしまうが、何処にでもある普通の地方都市の玄関、その街が持つ歴史・文化が感じられない、安っぽい空間となってしまったような気がするのは間違いない。

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2007年02月25日

"JTタバコ産業跡地を考える会"の「開発一時凍結」「開発反対署名」が集まらないのか…1ヶ月以上締め切り延期

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Photo≫JT上田工場跡地開発反対派の「反対署名」を知らせる信州民報

先週の木曜日、所用があり上田市へと下りる。上田市松尾町商店街振興組合事務局の他、数店舗で打ち合わせ、その後、珈琲タイムである喫茶店に寄る。
店内で地元紙をあさると、2月23日の信州民報に「JT上田工場跡地開発反対派の反対署名」を知らせる記事を見つけた。

2月20日に"JTタバコ産業跡地を考える会"の集会があり、現段階において4500名の署名が集まったという。関連の日記は(たまたま日記1月10日)(たまたま日記1月19日)(たまたま日記1月24日)(たまたま日記2月10日)
JTタバコ産業跡地を考える会"の話では、まだ正確に集計できていないが1万以上はあるのではないか―とした上で、3月末まで署名活動の締め切りを延ばし、今後も署名数を増やしていきたい―とのこと。署名と同時に"JT上田工場跡地開発の一時凍結に関するアンケート"を上小地域5名の長野県会議員、34名の上田市会議員、上田商工会議所の91名に実施したが、19日の締め切りに50通ほどしか集まらず、再度、回収請求を出すらしい。

おいおい、信濃毎日新聞社の1月18日朝刊の報道では、2月20日が署名活動の締め切りだったはずだが。目標の1/10の数しか集まらず、突然、署名活動を3月末まで延ばすとは…。難解な署名集めのチラシを配り、マスコミを巻き込み、ここまで騒いだのだから、この会は「敗北宣言」をするべきではないか。

この一月、中央商店街で情報を集めたが、市サイドが"JTタバコ産業跡地を考える会"の反対署名活動の動向を聞き込み、様々な方面で"火消し工作"をしていたような証言を幾つか聞いている。署名数の少なさは、市サイドの勝利を示しているのである。

確かに、JTがパートナーとして選んだセブンアンドアイの巨大商業施設アリオがもたらす中央商店街への影響などのアセスメントをせず、JTに好き勝手させているこれまでの市の対応には問題がある。また、市民が参画したJT上田工場跡地開発の手続きも、JTが示した"公益ゾーン"のみでJTのプラン上のもの…明らかにアリバイ工作レベルだ。

だが、この署名数はある意味、消費者である市民が既に"中央商店街を見切っている"という表れではないか?
大型商業施設へのアレルギーは年代によって異なり、郊外に住むマイカー族の家族には歓迎の傾向がある。若者世代や郊外のマイカー族に忘れ去られた中央商店街は、果たして彼らにちゃんとアプローチしてきたのだろうか…。

個々の商店が、自らの歩みを見直す契機である。
商いが時代に即しているのか、サービスは…、商店会や振興組合は正しく機能しているのか、補助金漬けから卒業したか、行政への甘え過ぎから脱したか…、様々な検証を行い、場合によっては業態までをも再検討する必要がある。

ところで、上田商工会議所が「イトーヨーカ堂の出店に係る関係者連絡協議会」を設置するという。5つの商店街によって構成される中央商店街は、各商店街で温度差があるという内情。今後、市やJT、イトーヨーカ堂とまとまって交渉できるのか気がかりだが、"JTタバコ産業跡地を考える会"の反対派も、紳士的に円卓につく時期が来ていると思う。

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2007年02月10日

おいおい何時まで上田市は"クリスマス・イルミネーション"なの?

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Photo≫街灯にぶら下がりながら燈る季節はずれの"クリスマス・イルミネーション"

昼からあるWebに使う動画撮影の仕事で上田市内に下りる。
一通り終了し、撮影素材をプレビューし頭の中で整理、コンセプトに沿った編集をイメージ。
コーヒータイムで一服するかと…商店街活性化の顧問としてお手伝いする松尾町商店街へ向かう。

と言いながらも、16日に開かれる「真田坂Webの専門部会」(たまたま日記1月10日参照)の問題点の取材、幻灯舎3周年イベント"商店街オープン・エア・シネマ"企画の進捗状況、JT上田工場跡地開発反対派の署名活動の動向なども気になり、理事二人と懇談のようなミーティングとなった。

真田坂Webと商店街オープン・エア・シネマは、想定済みの問題を乗り越えるよう、実現に向け調整が進んでいるようだ。
一方、JT上田工場跡地開発反対派の署名活動は、話を聞く限り"八方塞"の状況のようで、市長リコールの目標も描けず、マスコミを巻き込んだ"商店街崩壊に市民よ目覚めよキャンペーン"作戦に切り替えている…と、想像できる情報が多い。

アトリエへ戻ろうと幻灯舎を一歩でて夕暮れの空を見上げ、暖かいなぁ…と、視界の中にキラキラと輝くイルミネーション。

おいおい。

何時までクリスマスなの?センス以前の問題ではないかい?

ふと、JT上田工場跡地開発反対派の署名活動が"八方塞"なのが頭に浮かぶ。
反対表明は、少なくとも1年前であって、機を逸している…と。

そう、無投票となってしまった新生上田市の市長選だったのだ。

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2007年01月24日

手元に来ました!JT上田工場跡地開発反対派「一時凍結を求める理由」と「反対署名趣意書」

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Photo≫JT上田工場跡地開発反対派「一時凍結を求める理由」と「反対署名趣意書」

先程、上田市松尾町商店街振興組合の理事会から帰ってきた。

議題は、「真田坂Webの専門部会」(たまたま日記1月10日参照)立ち上げの件、私が提案した"商店街オープン・エア・シネマ(商店街の店の外壁を銀幕にする映画会で賑わいを…)"というコンセプトの「幻灯舎3周年イベント企画進行状況」、「フリーペーパー真田坂の広告化と縮小」という読者に謝らなければならない議題、そして、このJT上田工場跡地開発反対派の「一時凍結を求める理由」と「反対署名趣意書」に矢島理事長の名前が許可も取らず勝手に乗っていたという問題…。さらに、上田商工会議所が「イトーヨーカ堂の出店に係る関係者連絡協議会の設置」について。

いろいろ焦点距離が異なる被写体を同時に扱わなければいけない…という感じの理事会。顧問としてアドバイスとコメントを述べ、方針を示唆した。毎回、思うのだが、事前に議題も知らせない会議は、無駄な時間を過ごす結果となるのだが…。

さて、写真のJT上田工場跡地開発反対派「一時凍結を求める理由」と「反対署名趣意書」。団塊の世代が書いたのか、何というか…、全ての一行にカタカナがある。

団体名は"JTタバコ産業跡地を考える会"といい、署名を誘うA-4判4ページのリーフレットには「JT工場跡地問題の一時凍結を求める理由」と題し、昨今流行の『コンパクトシティ』という都市設計の理念を大上段に据え、「強固なコミュニティ構築」が必要で、"少子高齢化対応"の都市づくりであり、一方、"経済的な豊かさがもたらした人間性疎外の社会が抱える問題"はコミュニティの喪失がもたらしたと謳っている。しかし、何を言いたいか…気分は感じるが、文章の前後のつながりに無理があり、羅列気味で、読んでいる我輩も理解不能。

続いて『中央市街地を活性化してコンパクトシティへ』との項目があり、「サスティナブルコミュニティとコンパクトシティ」、「アワニー宣言でスタートしたコンパクトシティの理念は3つ」と…、米国の理論をそのまま日本語にしてカタカナだらけ。

そして『上田をコンパクトシティに』と提案し、JT上田工場跡地に出店するイトーヨーカドウの大型商業施設"アリオ"が中央商店街を壊滅させ、コンパクトシティの実現を阻害すると断定している。

最後に『上田市を巻き込む時代の流れ』として、首都圏一極集中が抱える日本の都市構造の問題と、多極分散したネットワーク化した国土形成、また、道州制、またまた、産業・企業の分散等々と畳み込み、上田市は首都圏に飲み込まれてしまうと指摘している。
その上で将来の上田市の産業構造を、第三次産業、情報産業にシフトして、東京から新幹線で80分の距離にある上田駅傍のJT上田工場跡地に、知識オリエンテッドな産業や研究開発型の施設など、適切な施設と組織を誘致する必要があるとまとめている。上田市の都市計画において、戦略的に大きな価値を持つJT上田工場跡地は、多くの市民の声と夢を反映した開発とするため『一時凍結を求める』と締めくくっている。

読んでみて感想を述べると、これで市民が理解できるのか…という難解な内容。はっきりいうと昨年施行した「改定まちづくり3法」のコンパクトシティの丸呑みである。TVのニュースショーがお好きなのか、マスコミが伝える社会問題のごった煮で、何度も飛び出すアメリカの話など、外国かぶれの御仁が書いたのだろうか。

なんというか…、昨今、騒がしい「健康ブーム」に群がる「不安」を煽る番組作りの手法と類似しているような気がする。

コンパクトシティなる理念に反対するわけではないが、世の全ての問題を解決するような先導は如何なものか。地方都市の歴史、文化、成り立ち、ましてや人口規模も違えば、既にあるコミュニティーの特徴、地形の持つ特性など、自らの街をよく知り、その地域の個々の政策に具体的に転換し、構造的に積み上げ検証して進めていくことが大切なのだが…。

理念のみで右往左往する傾向は、団塊の皆さんの特性だからしょうがないのか?

反対派の文章がどの程度のものか楽しみにしていたが、高尚な雰囲気を纏った稚拙な文章を読んで、かなりゲンナリしている。

安藤州平Webアトリエ


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2007年01月19日

JT上田工場跡地再開発…上田市寄りの記事が目立つマスコミ報道

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Photo≫信濃毎日新聞社18日の地域紙面(左)と19日総合紙面(右)に採り上げられたJT上田工場跡地再開発問題

巷で騒がれている「2007年問題」。
一般的には団塊世代の大量退職と説明されているが、このほかにも色々な問題がある。
平成生まれの社会人が輩出され始める年であり、地方都市再生という視点では改定まちづくり3法が実質的に施行される年でもある。

先日、1月10日のたまたま日記で触れたが、我が上田市では、「JT上田工場跡地再開発」が天下分け目の市民運動となるのか…、スケジュール的に天王山を迎える年なのである。

詳細は安藤州平たまたま日記3月 9日安藤州平たまたま日記4月16日安藤州平たまたま日記5月20日安藤州平たまたま日記6月22日安藤州平たまたま日記8月27日
または、安藤州平Webアトリエ内の松尾町フリーペーパー真田坂・7号・8号・9号を参照下さい。

信濃毎日新聞社の18日朝刊に、17日に上田商工会議所で開かれた「JTたばこ産業跡地を考える会"計画凍結署名活動の準備会"」の記事があった。この会は、市内の商店主らが発足させ、趣旨に賛同する市民ら計40名ほどが参加している。イトーヨーカ堂大型商業施設の出店方針の計画に対し、「跡地をどのように活用するかは、地域の運命を握っている」と、反対署名を2月20日まで集め、市に提出するという。

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Photo≫18日、講師として長野大学へ向う途中、閑散とした上田市の中央商店街。一等地にはマンションが…

一方、本日の朝刊。18日の上田市議会全員協議会で、母袋創一上田市長がJT上田工場跡地に「交流・文化施設」などを2010年度完成を目指し建設する方針を明らかにした…と伝えている。
JTからイトーヨーカ堂大型商業施設に隣接する4〜4.5haの土地を購入し、現在上田城跡公園内にある市民会館の移転が前提で、150億程度の事業費となるらしい。

この記事には、研究会の設置と審議、市民アンケートの実施など市は手続きを踏んできたと触れながらも、「議論不足の声広がる」、「民地開発ルールつくりを」との見出しで、これまでの経緯において市民への情報提供の不足の指摘、商店主を中心とした反対派の活動などを紹介している。

また、先の研究会とアンケートはJT側のプランに沿った中で行われたアリバイ工作と指摘する識者のコメントを載せながら、民有地であることが「市にとってネック」との母袋市長の見解を紹介している。行政の規制、誘導に限界があり、経済活動の制限、また、行政訴訟の可能性も覚悟しなければならないと、苦渋をにじませたとのこと。
さらに、「民地開発に自治体がどうかかわり、市民の声を反映させたまちづくりにつなげていくか、ルールづくりが求められている」と締めくくっている。

さて、記事の掲載紙面が気になる。"計画凍結署名活動の準備会"は地域面の中段で、"上田市議会全員協議会での母袋創一上田市長のJT上田工場跡地開発の方針"が、冒頭の総合面で9段の1/2という扱い。

昼の某公共放送のニュースでも"上田市議会全員協議会での母袋創一上田市長のJT上田工場跡地開発の方針"をメインに伝え、最後に"商店主らの反対も起きている"というコメントを添える程度だ。

マスコミが伝えるJT上田工場跡地再開発問題の報道は、上田市寄りの記事が目立つと思うのは私だけではないだろう。

安藤州平Webアトリエ


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2007年01月10日

上田市松尾町商店街振興組合の役員新年会で聞いた"過激化するJT上田工場跡地開発反対派"

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Photo≫現在準備しつつある「Web真田坂」をPCとプロジェクターでプレゼンしながら行われた役員新年会

先程、顧問を務める上田市松尾町商店街振興組合の役員新年会から帰ってきた。

役員新年会といいつつも、現在準備しつつある「Web真田坂」をPCとプロジェクターでプレゼンしながら、意見交換が行われた。

「Web真田坂」とは振興組合の新事業で、専門店60数店舗からなる商店街を、一つのバーチャル万屋モールとして、商品やサービスを上田地域にデリバリーするというもの。JT上田工場跡地再開発がどのようになろうとも、独自で生き残る一つの方策として検討してきた。

大手量販店のイトーヨーカドーや西友などが、Webでバーチャルスーパー&デリバリーを展開している。当然ながら詳細を研究したが、我々の目指す事業コンセプトは「地域のコミュニティーに根ざした出前万屋」なのである。

会員には洋品店、カジュアルファッション店、薬局、飲食店、青果店、酒屋、肉屋、手芸店、靴屋、眼鏡屋、文房具店、美容店、ジャム屋、ドライフルーツ専門店、今では珍しい万年筆専門店、病院、広告代理店、不動産屋など多岐にわたる。
これらの商店と事業所の専門性を生かし、コラボレーションすることで、少子高齢化が進む上田市民のニーズを先取りし、商品やサービスを提供しようとするものだ。
当然ながら、全国を対称とした商品もあるのでWeb通販も行う。

これまで、フリーペーパー真田坂というメディア事業も立ち上げた振興組合なので、先見性のある事業となるであろうと期待する。

さて、その席で昨年の反省と今年の抱負の発表があり、例のJT上田工場跡地再開発問題における上田市松尾町商店街振興組合の立ち位置と構え方に意見が集中した。
JT上田工場跡地再開発問題に関わる「安藤州平たまたま日記」は…
安藤州平たまたま日記3月 9日
安藤州平たまたま日記4月16日
安藤州平たまたま日記5月20日
安藤州平たまたま日記6月22日
安藤州平たまたま日記8月27日
を読んでいただければ経緯がお分かりかと思う。

特に吃驚したのは、中央商店街と周辺地域の一部に過激活動家が現れつつあるとのこと。
場合によっては市を二分する…、いや、リコールも視野に入れた動きが出るかも知れない…との噂。
実際、訳のわからぬ名称の会で署名活動を始めているようだ。

さてさて弱った。
単なる噂であって欲しいが…。
フリーペーパーでは、賛否両論、市民すなわち消費者が主役になった議論が起こるように願って、テーマとして取り上げたが、過激派が消費者を誘導しては商店主のエゴにしかならず、本末転倒である。
今後、どう展開するのか。

安藤州平Webアトリエ


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2006年08月12日

信州上田で…、自然発生の異業種交流会

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Photo≫信州上田で…、自然発生の異業種交流会

まず、長野県知事選挙の報告を。
既にご存じと思うが、村井仁氏(69)が現職で3選を目指した田中康夫氏(50)を7万票以上で破った。一応、読みが当たったが、7万強の票差となるとは思わなかった。
6年間続いた小児症的なアマチュア知事から、大人の村井仁知事に代わり、長野県民がエセ民主主義から目覚めることになろう。

さて、今日は「信州上田を考える…自然発生的な異業種交流会」が行われた。長野大学の前川氏から誘われ、参加することとなった。なかなか面白いメンバーで、利害関係のないこのグループが、新たな「行動」を基本とする「民間シンクタンク的」な存在となれば実に面白い。そして、新生上田市の方向性や様々な施策を提言できればと思う。

参加者は…
呼び掛け人/伸和印刷 中澤氏
浦里トンボの会/小泉氏
ヤマンバの会/村山氏
上田駅観光案内所/小山女史
ジュエリー工房/坂井氏
一級建築士/竹内氏
信大繊維学部/禹氏
塩田公民館/高須氏
学生地域くらし創り考房/竹内氏
長野大学/前川氏
そして我輩である。

次回は何時になるか楽しみだ。

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2006年08月06日

8月6日「長野県知事選挙投票日」、投票終わる

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Photo≫上田市第90区投票所(旧真田町大日向投票所)

今日、8月6日は61回目の「広島原爆の日」、また、第88回「全国高校野球大会」開幕である。
超ローカルだが、我が長野県では「長野県知事選挙投票日」なのだ。
昼過ぎ、小さな一票を投じてきた。

既にこのブログでも紹介してきたが、現職で3選を目指す田中康夫氏(50)と、新人で前自民党衆院議員の村井仁氏(69)の一騎打ち。
各新聞報道では「互角・激戦」と伝えているが、果たしてどうなるのだろう。
いかん…気になって仕事が進まんぞ。

長野県選挙管理委員会がまとめている郡市別投票状況の中間発表で、午後6時現在の県全体の投票率は、前回平成14年知事選より12ポイント近く低い42.97%と伝えている。
期日前投票が前回より多いようだが、その辺を考慮しても投票率は65%に乗るか乗らないか…?

これだけ低いと選挙結果にも大きな影響を与えるものと思われる。
低投票率は村井候補に有利であろう。なぜなら、一般的には無党派層という「新し物好き」の票が減り、無党派層に支えられる現職の得票に影響が出るからだ。既に現職知事は「レアな候補」でない。

田中候補の支持者とパフォーマンスなどに飽きた不支持者の割合がどうなっているか?終盤で実質的に田中候補支持にまわった共産党や、昨日の民主党首小沢一郎氏が田中候補支持を表明したのは、意外と票読みで「田中不利」が出ていたからかも知れない…と考えれば合点がいく。
さらに小沢氏の声明は、一本化できなかった羽田民主党県連層の票を減らす効果となったかも知れない。深夜に大勢が判明する見込み。

さて、現職の田中康夫氏が3選を果たすか?それとも、新人の村井仁氏が勝つのか?

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2006年07月18日

長野県知事選告示まであと3日

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Photo≫選挙ポスター掲示板に3候補のポスターが貼られる

16日、松本市の県立松本文化会館で、20日告示、8月6日投票の長野県知事選立候補予定者公開討論会があった。会場には約350人が傍聴に訪れたという。
現職で3選を目指す田中康夫氏(50)と、新人で前自民党衆院議員の村井仁氏(69)、新人でコンサルタント会社経営の峯正一氏(44)の3人が、立候補表明後、初めて顔を合わせ、県政運営の基本姿勢などをアピール。
今回の選挙戦は、実質的には田中康夫氏と村井仁氏の一騎打ちとなる。

討論会は、県内18の青年会議所でつくる日本青年会議所長野ブロック協議会が主催。告示後の28日に長野市の県民文化会館で、31日に飯田市の飯田文化会館で、それぞれ立候補者による合同個人演説会を予定している。

信濃毎日新聞の報道によると、各氏は次のように訴えたという。

田中氏は「一部の人の既得権益でなく、1人1人の県民が何を願い、求め、行うかを自発的に考え、一緒に行動するフラットな社会づくりを行う」と訴えた。また、県の財政再建をめぐっては、田中氏は2000年の就任時に1兆6000億円を超えていた県債(借金)残高を毎年連続して減らし、逆に基金を増やしていると強調。「その結果、30人規模学級や乳幼児医療費の無料化といった独自施策が行えた」と述べた。また、「村井さんは市町村に十分財源を確保してもらうと言うが、(財源となる)補助金や交付税は縮減されている」と反論した。

村井氏は「市町村と地域が自立し、個性を発揮できる県にする。権限を市町村に移譲し、強い権限と財源のある状態にすることが行うべき改革だ」と訴えた。さらに「(田中)県政はいろいろある補助金制度をあえて使わず、(県としての)仕事をせずに借金を減らした」と分析、また、大企業の誘致に多額の補助金を出すことに否定的な考えを田中氏が述べたことを踏まえ、「金の卵を産むニワトリを呼ぶためなら、金を使ってもいい」とアピール。県や市町村が企業誘致などを通じ「(新たな)財源を確保できる」と述べた。

峯氏は「豊かさを実現するため、自主財源を生み出す力強さをつくる」と述べた。さらに、長野県の自然を生かして県として発電事業や希少金属の採掘を進め、「国から自立すべきだ」と主張。民間活力の導入も積極推進すべきだ、との立場を明確にした。

確かに田中氏の言うとおり交付税や補助金は縮減傾向にあるが、実は、名称を変えたり、時限的な形のものになったり、レアな分野や特区などで新たな補助金制度が設けられている。これは中央政府にいないと分からないことかもしれない。田中氏のように中央政府を否定する御仁には、もっと分からないことだろう。

国と市町村の間を取り持つ都道府県と言う中間行政へのスタンスは…
田中氏は「(県として)集落単位で県民の声を聞いていく必要がある」とした上で、村井氏が自身のホームページで、市町村が元気になれば県はなくなってもいい―と言っていることを挙げ「(県内に)住んでいる人は何をよりどころにすればいいのか」と質問。
村井氏は「田中さんは私の言っていることを分かっていない」と切り返し、「住民が直接かかわる市町村が地方自治の基本。県は地域が本当に欲することを手伝えばよく、県がずっと存在しなくてはいけないわけではない」と主張したという。

田中氏は基本政策の「コモンズ」を訴えたいのだろうが、集落単位で声を聞くということは、市町村という単位を融解することになる。よって、県と市町村の関係が悪化する。
村井氏の話は「道州制」を見据えた地方自治論で、従来の市町村が基本という正論である。

さて、会場に行かなかったのでなんともいえないが、「子供VS大人」という感じだったのではないか?どちらが子供でどちらが大人かは、お分かりと思うが…。

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2006年06月29日

長野大学前川道博ゼミにゲストとして呼ばれる

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Photo≫長野大学・前川道博助教授の専門ゼミ「観光情報サイトを作ろう」の中間発表

知人の長野大学・前川道博氏からメールで連絡があった。

「私が担当している専門ゼミ(観光情報サイトを作ろう)で最初の中間発表をします。ゼミの最初のトライアル(フェーズ1:どこかを自分たちの企画で取材してコンテンツを作る)です。学生が地域社会にどのように関われるのかの可能性を探りたいというねらいもあります。もしご関心とお時間があれば、ご助言いただいたり意見交換にご参加いただけるとありがたいです。いかがでしょうか」

早速、スケジュールを調整し、長野大学の様子を伺うという興味もあり、先日、参加してきた。

前川氏は長野大学産業社会学部産業情報学科の助教授で、あの小津安二郎監督の評論家、また、旅の達人、バードウォッチング、紀行ビデオ、音楽はクラシックから歌謡曲まで幅広く愛好するという趣味人である。前川道博氏ホームページ

昨年、私が企画編集している商店街活性化フリーペーパー真田坂に興味を持たれ、ゼミとリンクできないかと学生の皆さんとともに、編集会議に参加したのだ。
ある編集会議の後、前川氏と様々なテーマで盛り上がり、明け方近くまで議論となった。それ以来の付き合いである。

さて、ゼミであるが留学生数名も参加した実に和やかなものであった。坂城町まで含む上田広域の観光案内サイト、軽井沢の観光情報サイト、また、留学生は長大の国際交流活動サイトの充実、メディアを活用した子供たちの自己開発の研究など、様々なテーマであった。あと数名いたのだが時間切れで、来週となった。

感想は、学生の皆さんの頑張りはよかった。だが、取材やサイトの計画を持たずに現地へ取材に行ったようだ。様々な情報サイトを創るとき「取材」が楽しみなのはよく分かるが、取材の準備で情報収集することから「取材」は始まっている。

プロジェクトの組み立て、すなわちプランニングを習得していないようだった。類似サイトの分析と問題提起、マーケティング、コンセプト設定、テーマ設定、イメージシナリオ、コンテンツ構成、取材、情報整理、原稿執筆、編集、評価などであるが、学生時代から身につけておくべきだろう。今日のIT時代において、社会に出てから勉強するのでは遅い。

留学生の皆さんは、それなりにこのことを抑えていた。留学する前の専門教育や職業経験が活かされているのだろう。

ITを勉強することと、プロジェクトの組み立てやプランニングを身につけることは別次元のことで、後者は簡単に言えば「勉強の仕方」のようなものだ。予習、学習、復習のプロセスと同じで、日々、必要な知的作業なのである。

前川氏の話では「プロジェクト学習の重要性を説いているが、いまだ、学内での理解・認識が少ない」とのこと。

私がゲストとして呼ばれた理由はこの辺にあるようだ。

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2006年06月22日

商店街活性化フリーペーパー「真田坂第9号/特集・JT上田工場跡地再開発」7月3日に母袋創一上田市長インタビュー決定

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Photo≫商店街活性化策「フリーペーパー真田坂/第8号」

信州上田市の松尾町商店会の商店街活性化策として昨年立ち上げたフリーペーパー「真田坂」が、「まちおこしジャーナリズム」という基本的な考えの下、商店会自らが発行するメディアとして、昨年、6月15日に創刊し、昨年は隔月号6000部、臨時増刊号15,000部、総数51,000部を発行、今月16日、一周年を迎えた。

その間、松尾町の歴史的な歩みを紹介し、街の現状と将来像を熱く語った商店主座談会を開催・紙面化。また、商工会議所が行う形骸化された「通行量調査」に対して「通行者のライフスタイル」まで分析する「通行量ビジュアル調査」を提言・実施し分析を発表、さらに、通行する消費者への直接インタビュー形式の調査を行い、その結果に応じて専門店ならではのイベント「真田坂・職人フェア」を開催(フリーペーパーというメディアと連携したイベントを展開、終了後、その報告を分析など交え特集紙面として企画)するなど、商店会の活性化がお客様の暮らしを豊かにすると考え、一貫した活動が展開できた。

毎号、取材にご協力していただく皆様、また、首都圏まで広がった読者の皆様のご声援、ご支援に支えられながら、特集の企画や取材にご尽力いただく商店会会員を中心としたメディア・コミュニティが広がり、「暮らしと商品」、「商店主の人柄」、「まちおこしの光と影」など様々なテーマによる受発信が行えたのである。

さて、このブログでも紹介しているが、数ヶ月前から報道メディアで「JT上田工場跡地再開発の行方」にスポットライトが当たっている。我がフリーペーパー真田坂でも“3回連続企画”として「JT上田工場跡地再開発を考える」と題し、消費者=市民、商店主、街づくり、中央市街地の活性化など、いろいろな切り口から「一人でも多い市民が参加するJT上田工場跡地再開発」に向けて情報を発信している。真田坂バックナンバー第8号

先日、我がホームページにUPした第8号の特集では、真田坂で企画・開催した「市民参加座談会・JT上田工場跡地再開発」を中心に構成し、以下の項目で読者へ論点を提供、今後も読者とともにこの問題を考えていこうと思っている。
 ●上田市とJTが開催した市民公聴会の概要報告
 ●公聴会での市民の質問・意見
 ●真田坂で行われた市民参加座談会の報告
 ●狙われる地方駅周辺の広大な土地・まちづくり3法の改正
 ●JT上田工場跡地再開発の今後の方向性を「勝手に想定」(具体的提言)

とくに最後の項目「JT上田工場跡地再開発の今後の方向性を・勝手に想定(具体的提言)」に関しては、商店会内でも様々な議論がありながらも、その一つの考え方を一般市民の議論が広がらない中で、一石を投じるという姿勢で紙面発表しようと考え、いろいろな官民の開発、まちづくりのプロデュースなどに携わってきた我輩(6月6日に行われた上田市松尾町商店街振興組合設立総会で、有難くも顧問の任に就きました)が担当した。

さて、次号、第9号でこの問題を市長にインタビューしようと画策していたところ、7月3日、12時30分から、松尾町の蕎麦屋・塩田屋で行うことが今週の月曜に決定した。蕎麦を食べながらの座談会形式で、上田市松尾町商店街振興組合理事長・矢島嘉豊、街づくり担当理事・佐藤隆平、顧問兼フリーペーパー企画編集長の我輩が、様々な角度から討論を仕掛けるつもりである。はてさて、どんなコメントを引き出せるか…。

興味のある方は、次号、真田坂第9号(8月15日発行)の特集をご覧下さい。というよりも…お楽しみに。

安藤州平Webアトリエ




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