2009年11月06日

愛車の乗替え・ランドローバー ディスカバリー Tdi S ディーゼルターボ 4WD

ついに愛車の乗替えである。

我がブログやホームページに訪れる方はご存知と思うが、日産サファリ・グランロード・4200ディーゼル・4WDを全国各地の取材の足に使っていた。
平成8年から乗りはじめ、走行距離31万キロ。
昨年、足回りなどの大手術を伴う車検を、大枚を叩いて通し、先月、定期点検に出したところ寿命も近いと判明。
「おいおい!去年の車検は何だったの!」と長年付き合っているディーラーに愚痴をこぼす。
愛車サファリを眺め「おまえとは全国各地を取材をしたなぁ」と語りかけ涙を流す。本当に良く走ってくれた。

さてさて困った。
不景気で稼ぎが激減する中、早急に新しい愛車を探すことになり、あたふた…。

予算を決め、車種を絞り、ネットで探し、仕事の打合せで各地に行く際はクロカン中古車屋を巡り、ついに塩尻市で候補発見。
車に凝ったりマニアックな方々が一発で気に入る中古車屋さんROAD RUNNER AUTO DEPT でランドローバー ディスカバリー Tdi S ディーゼルターボ 4WD を購入することになった。

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Photo≫新しい相棒のランドローバー ディスカバリー Tdi S ディーゼルターボ 4WD とフロントガラスを磨くROAD RUNNER AUTO DEPT代表の重松氏。ルーフ・キャリアーはサファリで使っていたのを取り付けた。後方に見えるのは引退したサファリ。

代表の重松伸也氏はかなかの紳士で、名義変更等手続きから車の様々な調整、納車作業は実に丁寧。
お勧めの中古車屋さんである。

本当にお世話になった。
今後ともよろしくお願いしたい。
というよりレアでお洒落な車が多く、重松氏の車の薀蓄が光るので、これからはドライブがてら通うことになりそうである。

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Photo≫引退となった愛車サファリ。

改めてサファリを眺めると、過酷に走り込むオーナーから解放され、何となくホッとしているようである。

安藤州平Webアトリエ




【薪ストーブ他/ニッチ・リッチ・キャッチ】
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2009年04月27日

ネイチャーなモーニング珈琲

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Photo≫日本百名山の四阿山ご来光を山麓の菅平牧場から望む。標高約1600m地点、5時27分、氷点下2度

昨日、春の嵐をもたらした発達した低気圧が北海道の東に移動し、北日本は雪模様、北海道は大雪だったようだ。
天気予報を見れば西高東低の冬型の気圧配置。

頭をシャキンと目覚めさせ、日常のストレス解消を行うには、開放的な高原の氷点下の夜明けに身をおき、モーニングコーヒーを味わうと最高なのだ。
"実に爽快"という台詞以上に気分をリフレッシュできるのである。

久々の野点珈琲(野点珈琲道とは?コチラ)
に出かけるため、未明からアメダスで菅平の気温と天候をチェックし、愛車サファリに積んである珈琲セットを確認、菅平へと向かう。

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Photo≫日が昇るまであとわずか。珈琲を頂きながらご来光を待つ。

途中、渋沢川の源流で水を確保し、別荘とペンションが佇む森を駆け抜け、十数分で菅平牧場に到着。
車から降りて深呼吸。空気が美味い。
ガソリンコンロに火をつけ、汲んできたばかりの絶品の水を沸かし珈琲を淹れる。
凛とした冷たい空間に、暖かく魅惑的な珈琲の香りが広がる。

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Photo≫菅平牧場から南に広がる菅平高原を望む。雲海の向こうに顔を出す雪の北アルプスが美しい。

それにしても健康的なモーニング珈琲である。
贅沢な時間だ。

ふと、若い頃の"艶っぽいイメージのモーニング珈琲"の幾つかのシーンが頭の中を過ぎる。

が、紆余曲折の人生を歩みながらも渋く齢を重ねた結果、今日のようなネイチャー感たっぷりのモーニング珈琲を楽しめるようになったのだ…と自分に言い聞かせ、珈琲を頂く。
薫り高い一杯の珈琲が、雑念を洗い流した。

安藤州平Webアトリエ




【銀塩・デジタル・プロ用品・中古/新宿マップカメラ】

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2009年03月11日

先週、TSB(テレビ信州)ゆうがたGetのOディレクターから電話が入り「今日の特集」に我輩が登場することに…

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Photo≫長野市某所で我輩と共に取材中のTSB(テレビ信州)ゆうがたGet取材班

久々のブログ更新である(本年初。また塩漬け状態だった…反省)。
言い訳を少々。昨年末から某振興公社の食文化体験指南書の取材・執筆・編集、また、書籍編集と装丁の仕事が立て続けに入り、バタバタを通り越した状態だったのだ。
"このまま塩漬け状態だと常連の訪問者にそっぽを向かれるぞ"と知人から指摘に、「はい。再開します」。

ところで、常連の読者の方はご存知かと思うが、TSBテレビ信州・情報ワイド「ゆうがたGet」にコメンテーターとして出演している。もう8年目に入るだろうか。
その間「志賀高原の紅葉・女性レポーターと写真対決」、「写真家が黒部後立山連峰を歩き激写」、「私ナビ・ゴールデンウィーク前の写真講座」(各企画テーマはおぼろげながらの記憶。なので少々違うかもしれない)など、ありがたいことに写真家として特集コーナーに出演させていただいた。写真と文章を発表している者として"美しい信州を被写体に写真を楽しむ"という趣旨の下、番組に協力でき嬉しい限りだ。

さて、昨日のゆうがたGetを見られた方はお気づきと思うが、番組エンディングの明日の特集の予告に我輩が登場した。
特集タイトルは「写真家 安藤州平の信州コラム旅」である。

先週の話だが、そのGetのOディレクターから携帯に電話が入った。

Oディレクター/
「あの〜3月11日の特集案ですが、女性レポーターと若者のスポットを安藤さんが数ヶ所体験するんです。50歳前後の安藤さんが中高年の視聴者を代表して…」
我輩/
「ほほぅ、それは面白い。確かに今年48歳だからなぁ。喜んで協力するよ。それで…」
Oディレクター/
「当日、"コラムの日"だそうでして、体験後、安藤さんにコラムを書いていただいて、落とそうと思うんです。骨董やアンティーク、社寺仏閣、アウトドアなどを取材する安藤さんの『真逆』の世界に誘って、どう反応するのかが面白いかなぁと…」
我輩/
「へぇ〜。●●●と●●●かぁ。●●●と●●●もあるの?(放送前の内容はお楽しみに…)そりゃ興味あるよ〜」
Oディレクター/
「当日は目いっぱい今時の若者風のファッションで来てください」
我輩/
「…(笑)。沢村一樹のようでいい?」
Oディレクター/
「…(沈黙)。私も若者のイデタチが分からないんですよ」

若作り紳士系の服しかしか持っていない我輩に酷な話。どうしたらよいのか…。

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Photo≫取材班は松本市に開店した某カフェへ移動。

先週末からこの月曜日まで同行取材し、現在Oディレクターは徹夜で編集中と思う。Sレポーターともどもお疲れ様。
どのように仕上がったのか…楽しみである。
TSBテレビ信州・情報ワイド「ゆうがたGet」は15時50分〜17時50分までの2時間の生放送(当然ながら長野県内のみ)。是非、見ていただきたい。
ご感想、ご意見をこのブログに頂ければ幸い。

安藤州平Webアトリエ

毎週月〜金曜日15時50分〜17時50分 生放送
毎週月〜金曜日15時50分〜17時50分 生放送
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2008年03月16日

我がWebアトリエのコンテンツ「信州カリー(カレー)研究所」に日の目が当たる

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Photo≫インド料理に使うスパイスボックスと各種手作りマサラ。手前中央のカリーはトマトジュースベースのヨーグルトで仕上げた”ほうれん草とシメジのカリー”。白い小皿は友人から頂いた絶品の福神漬け

ここ半月、我がホームページのアクセス解析に異変が起きた。トップメニューの「趣味のサイト」の上から6番目にあるコンテンツ「信州カリー(カレー)研究所」のアクセス数が一桁アップで伸びたのだ。以前から、スパイスやカリー(カレー)の人気ブログにリンクされGoogleやYahoo!でそこそこ人気があったコンテンツなのだが、この現象は尋常ではない。

すると、先日、見慣れぬ電話番号で携帯が鳴った。電話の主はabn長野朝日放送で毎月1回土曜日に放送している「料理対決 遊クッKING」の担当で上田在住のKディレクターだった。10年続く長寿ローカル番組で、クッKING隊が全国各地の名食材を探し求め、その食材を使って料理対決をするという料理エンターテイメントだ。
彼や関連スタッフの方々が、我がWebアトリエ内の信州カリー(カレー)研究所に度々訪れていたようだ。アクセス数の増加も納得できる。

Kディレクターは、真田町の大日向にある我がアトリエの隣組・隣人のフリーランス樵の熊崎一也氏(やはり移住組)の知り合いで、以前から我輩の存在を知っていたようだ。
先日、女性レポーターとスタッフ総勢5名で取材にやってきた。放送前なので詳細は書けないが、3月29日17時から放送。是非そちらを見ていただきたい。

ところで、このような状況下に置かれた我輩に便乗する呑み仲間がいたのだ。2005年の3月21日に我がアトリエで開催した「インドカリー酒宴ワークショップ」に参加した仲間で、ブログに度々書き込みをする方なのでお分かりかと思うが…。
ある業務連絡の電話で近況(上記の内容)を話すと「ほほ〜ん。ならば大量にインドカリーができるはず。ジップロック一箱を送るから、一袋一人前で入れて長野市に来る際、持ってくるように。忙しい主婦たちの夕食メニューの支援になる」と。
はいはい。確かに、毎年、開催していた”インドカリー酒宴”は、ここ3年ほど忙しさにかまけてサボっている。その気持ちも分かる…。

しかしながら、こっちはカリー研究所所長として、うら若きレポーター2人に何としても「美味しい」と言わせるために、精魂込めて準備し、TVカメラの前でスパイスを調合して料理、勝負の試食でヘトヘトの状態。
呑み仲間のリクエストに応えるべく自らにムチを入れ、取材クルーが帰った後、数人分の”ほうれん草カリー”と”卵とエビのココナッツカリー”を仕込み、我輩も夕食とする。
翌日、我がカリー研究所のラベルを貼った2種類の手作りインドカリーのジップロック数袋は、長野市の呑み仲間たちへ旅立っていった。

話を戻すが、我がWebアトリエのコンテンツ”信州カリー(カレー)研究所”に日の目が当たることになった長野朝日放送の「料理対決 遊クッKING」は、3月29日17時〜17時30分に放送だ。

安藤州平Webアトリエ


【スパイス・豆の専門店/アメ横大津屋】
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2008年03月15日

某"速報写真グラフ"の取材で千曲市の長野県歴史館へ

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Photo≫『長野県埋蔵文化財センター速報展2008』のオープニング特別考古学講座『シンポジウム/柳沢遺跡を考える』

某新聞社出版局の”速報写真グラフ”の取材で、千曲市の長野県歴史館で本日から開催した『長野県埋蔵文化財センター速報展2008』と、そのオープニング特別考古学講座『シンポジウム/柳沢遺跡を考える』に行ってきた。
速報展とプログラムの概要は、長野県埋蔵文化財センターをご覧あれ。興味のある方は、是非、行くことをお勧めする。日本の黎明期において、長野県が実に面白いポジションであることが分かると思う。

速報展のメインである柳沢遺跡は、昨年の秋、「埋納坑」から弥生時代の青銅製祭器「銅戈」7本と「銅鐸」一つが出土し注目された。
飯山市に近い千曲川右岸に位置し、発掘は国土交通省の堤防整備に伴い、昨年度から始まった。銅戈と銅鐸は地表から約1.5m下で、銅戈は刃を上に向け、銅鐸は鰭を上下に横たわって埋納されたような形で見つかったのである。

その後の調査で、1本は九州北部を中心に出土している「九州型」、他の銅戈は大阪湾周辺で出土例のある「大阪湾型」と分かり、両方が同時に出土したのは全国初とニュースになった。最新の詳しい記事は信濃毎日新聞3月1日(土)「九州型と大阪湾型銅戈同時出土 全国初 中野の柳沢遺跡」を見ていただきたい。
当然ながらこの発掘のニュースは、日曜考古学者たちの心を鷲掴みにした。発掘現場での公開見学会には約2000人が詰め掛けたのである。

歴史館には2時間前に到着したが、既に、玄関ホールと特別展示室はかなりの人込み。シンポジウムの開会一時間前に全300席が満席という盛況ぶりで、少々、吃驚。

弱った。こうなると昼飯の確保が難しくなる。

歴史館の周辺にはレストランがなく、館内の食堂は席数も少なくメニューも心もとないレベルだ。シンポジウムは12時30分から16時で、大抵、1時間ほどオーバーする。昼飯を食べておかないと空腹に悩ませられるのである。
食堂を覗くと、日曜考古学者のオジサンとオバサンで足の踏み場もない状況。「カレーはまだか…」、「蕎麦ぐらいのメニューで何時まで待たせるの」とのクレームに、日頃、閑古鳥の食堂のオネエサンたちは体験したことがないような環境におかれ眼が白黒状態。

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Photo≫館内の食堂で発見した"古代風弁当"という大袈裟な名前のおにぎり弁当。525円也

その状況下で、写真の"古代風弁当"を発見、確保した。同行したライターと共に、春の日差しが暖かい中庭で食す。赤飯のようなものは古代米、白いほうはヒエが混ざったオニギリ。サトイモとニンジンなどの煮しめと、チキンピカタ、栗とワカサギの甘露煮という組合せ。

シンポジウムは、出土した銅戈、銅鐸の特徴や埋納時期、持ち込まれたルートなど議論が展開し実に面白い内容だった…のだが、昼飯は何と最早の内容だった。

安藤州平Webアトリエ




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2008年01月19日

菅平高原から須坂の仙仁温泉へ下る国道406号線。冷え込みはきついが「春」を感じさせる日差し

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Photo≫昨日の13時頃、菅平高原から須坂市の仙仁温泉へ下る国道406号線。冷え込んでいるのだが、「春」を感じさせる日差しだ

昨日、ある振興公社のパンフレットの納入と、来月に発刊されるある本の装丁の色校で、昼過ぎに長野市へ向う。
例によって菅平経由のコースだ。しかし、冬季期間通行止めとなる県道長野菅平線でなく、上田市菅平高原から仙仁温泉のある須坂市へ下る国道406号線を走る。

今シーズンの菅平は例年より初雪が早かったが、その後、雪が少なく積雪量は低い。12月あたりから冷え込む日が多くなり、スノーマシーンによる雪作りは順調のようである。

写真は菅平高原から須坂市の仙仁温泉へ下る国道406号線で、少し下った標高1100m地点で、外気温は氷点下3℃。
ご覧のように霧氷は見事だが、青空と降り注ぐ日差しに「春」を感じる。路面を見てお分かりと思うが、暖かい日差しが雪と氷を溶かしてグチャグチャ。まるで春先のようだ。
そういえば昨年の今頃も似たような事を書いたような気がする。

長野からの帰りは日没後の18時少し前。同じコースを使い、真田町の大日向のアトリエへ。
撮影した地点で車載してある外気温計をチェックすると、すでに氷点下8℃。アトリエ付近と菅平の気温差は2〜2.5℃。よって氷点下6℃の集落へ帰るのである。
空を見ると星が出ている。明け方はかなり冷えそうだ。

今朝、新聞を取りに行くとポストの下に取り付けてある寒暖計が氷点下13℃を指していた。

安藤州平Webアトリエ



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2008年01月10日

本年最初の取材は宇都宮市の輸入住宅メーカーのモデルハウス2棟

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Photo≫先日、住宅雑誌の取材で宇都宮市へ。昼飯にクライアントの溝延氏(左)と出版社営業担当の中村君(右)と共に隠れ家的ダイニングバー・男の料理「パイプレスト」に向う。住所/宇都宮市宿郷3-2-1 電話/028-634-5561 営業時間/11:30〜14:00 18:00〜23:00

本年最初の取材は宇都宮市の住宅メーカー。建築専門紙の新建新聞社が出版する「輸入住宅2008年版」の取材で、アメリカで完成されたジョージアン様式という住宅と、イタリアンモダンをデザインコンセプトとした住宅の2棟の取材である。

ジョージアン様式とはコミックに出てきそうな洋館をイメージしていただければお分かりと思う。イタリアンモダンの住宅は、実によく考えて完成度も高く、何処ぞのデザインコンペに参加しても十分入賞するような住宅だった。

ところで、取材先の住宅メーカーの企画室長の溝延達也氏が独特の雰囲気ある面白い方で、葉巻を愛し、酒にこだわり、食通とくる。不思議なもので何となく相性がいいだろうと思えば、やはりピッタリだった。

昨年の話だが昼飯のとき「何処か美味しい店を教えてくださいな」と聞く。「一緒に行きましょう。通いつめている店で、絶品のカレーを出し、パイプのコレクションがすごいですよ」と、「パイプレスト」というダイニングバーへ。

隠れ家的なダイニングバーという感じで、店の看板にも「男の手料理」とあり、明らかに只者ではないぞと分かる本格的なキーマカレーが出てきた。となりから注文されたドライカレーを見ても「!」と思ってしまうほど。口に運べは「一度食べれば癖になる味」の一言に尽きる。
男の料理とくれば、手作り料理にこだわる店のはずで、カレーに限らずハムやソーセージも自家製とのこと。当然ながらカレーは3日以上かけて仕込んでいるらしい。
それにしてもパイプがよくあうマスター。店の中も香辛料とパイプ煙草の甘い香りが漂い、なんともいえぬ妖艶な空気。こりゃハマル訳だ。

勝手な思い込みだが、本当に「カレー好き」には悪い人はいない。「本格カレー好き」は凝り性の男たちが多く、只者ではない雰囲気を持っている。我輩も同類かも知れない。

ちなみに「パイプレスト」とは、パイプの観賞用置き台のこと。私も幾つか持っている。

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Photo≫年明けから輸入住宅雑誌の取材と執筆が続く

明日は同取材で滋賀県栗東市に行ってくる。

安藤州平Webアトリエ




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2008年01月06日

年始挨拶を兼ねて「こぶたや」でランチ

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Photo≫上田市の人気とんかつ店「こぶたや」。以前の屋号はご存じの「仏蘭西亭」

我輩の新年の挨拶に、古くから通っている店を巡回するという儀式がある。正月太りしている状況なのに体型も気にせず、この挨拶回りをしないと新しい年が迎えられないのである。

さて、上田市内で古くから通っている店の一つに「こぶたや」がある。この店のファンの方はご存知だろうが以前の屋号は「仏蘭西亭」だ。

上田地域はとんかつの大激戦区。
その中で洋食屋に業態を変えながら幅広いファンから支持されている。現在は豚肉料理をコンセプトに、とんかつをメインとしながらも様々なメニューを提供している。全ての料理が半端でないボリュームで、抜群のコストパフォーマンスである。

昨年の2月26日のたまたま日記で上田がとんかつの街になった歴史を書いたが、その立役者だった今は無き老舗の「とん亭」の主人の息子が切り盛りする直系の店なのである。

店は歴史ある旅館のような趣のある建物で座敷も多く、宴会に使う客も少なくない。実際、今日も幼稚園のママたちの新年会と思しき宴会が入っていた。

では、あえて「とんかつ」を除いて一部メニューを写真で紹介する。

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Photo≫ボリュームたっぷり…季節メニューの「牡蠣フライ定食」

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Photo≫何故かカレーより安い「カツカレー」。こちらもボリューム抜群

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Photo≫挽肉のコクがたっぷり楽しめる絶品の「メンチカツ定食」。当然ながらボリューム満点

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Photo≫こんなに大きいクリームコロッケは見たこと無いという「クリームコロッケ定食」。たぶんギネス級

何故か足が向く店なのであるが、その理由が写真を見ていただければお分かりかと思う。
しかしながら安藤の表現はオーバーだと思う方は、是非、こぶたやへ行っていただき判断していただきたい。

嘘は言ってませんぞ。

こぶたや/長野県上田市中央6-4-57/TEL0268-24-4118
営業時間/平日11:00〜14:00 17:00〜21:00 土日祭日/11:00〜15:00 17:00〜21:00 定休日/月曜日(祭日の場合は火曜日)駐車場/50台 座席/ホール70席 座敷/7部屋 計200人収容

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2007年12月30日

本年最後の取材は輸入住宅雑誌で神奈川県逗子市へ

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Photo≫JR横須賀線・逗子駅前ロータリー

本年、最後の取材は、輸入住宅雑誌の特集ページの件で、神奈川県逗子市の瀟洒な住宅だった。

朝一、氷点下の真田町から愛車サファリで上田駅へ。長野新幹線のパークアンドライドを使おうと2ケ所の指定駐車場に向かうが、すでに満車。年末の土曜は混んでいる。
東京駅経由で横須賀線の逗子駅に降りると、流石に暖かい。鎌倉の南、三浦半島の古くからのリゾートなのも理解できる。横須賀に兄が住んでいるので、何時もは通過するのだが、逗子で降りたのは確か学生時代以来だと思う。

さて、取材先はアンティーク家具・建材等を取り扱う横浜の輸入商がオーナーのお宅。JR逗子駅北側の山手に佇んでいた。
イギリスの古い納屋を解体輸入したというお洒落な3階建ての住宅で、様々な補強構造を施しながらも、アンティークハウスそのものが持つ本物の時代感と、様々なアンティーク建材と家具による意匠アレンジが何とも素晴らしかった。

オーナーとの話しは取材というよりも、住宅史・アンティーク論などにまで及ぶもので、思わず録音していたMDを止めて、今日の輸入住宅は如何なものか?というアンチテーゼまで飛び火(笑)…、話に花が咲いてしまった。2ページ分の紙面を埋める写真を撮影し、ちょうど昼に取材が終わる。

昼飯を何処にしようかとストリートフォトを撮りながら駅周辺を散策。

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Photo≫駅前に魚屋。クーラーバッグを持ってくればと猛省する

「昼飯処」感知センサーの針がレッドソーンに達し、足がピタッと止まる。明らかにバーという雰囲気の外観。ランチタイムのカレーがお勧めというメニューが目に留まる。

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Photo≫レストランバー・match point(マッチポイント)。地図と詳細はコチラ

木製の重厚なドアーを開けて一歩入るとジャジーな空間。そして、カレーのスパイシーな香りが漂う。カウンターとテーブル席に常連さんと思しき客が数名。
カレーにはエッグ・チキン・ポーク・海老など8種類あり(735〜945円)、カレーの基本であるチキンカレーを注文する。

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Photo≫自称カレー評論家の我輩もOKを出したチキンカレー

ホロホロと取れるほど煮込んだ骨付き肉がドンと中央に腰を据え、なかなかボリュームがある。
塩とスパイスが利いたコッテリしたカレーで、米の炊き方も上手。悪くない…美味いぞ。食後にちょっとしたデザートでパイナップルが出てきた。パイナップルでスパイスの刺激を抑え、口をさっぱりさせるあたりは気が利いている。
我輩が食べている間にも数人の若い女性(全員個性派系美人で吃驚)がカレーを食べにきたことから、逗子においてかなりの人気店と考えられる。奥にはピアノもあり、食べ物メニューと酒類も充実していて人気のバーなのだろう。

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Photo≫match point(マッチポイント)の道向いは亀ヶ岡八幡宮

帰宅してWebで調べると、やはり逗子の人気レストランバーだった。

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2007年10月21日

長野の平安堂本店、カフェ・ページにてCaf é ゼミナール『"信州あの人ゆかりの菩提寺・神社"発刊記念 著者トーク&秘蔵映像』

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Photo≫『信州あの人ゆかりの菩提寺・神社』発刊時の長野駅前の平安堂書店内

晩秋の日本晴れの日、長野駅前の平安堂本店で、7月末に発刊した北沢房子女史との共著『信州あの人ゆかりの菩提寺・神社』の講演があった。

平安堂本店では、3階にあるカフェ・ページという喫茶で、著者と読者を結ぶイベントや、コンサートなど様々な文化的催事「Caf é ゼミナール」を行っている。
今日のタイトルは、『"信州あの人ゆかりの菩提寺・神社"発刊記念 著者トーク&秘蔵映像』。
本に掲載できなかった写真をプロジェクターで投影しながら、取材裏話までも含めた北沢房子女史と我輩の「信州の歴史的人物の墓巡り」のトークで、15時から16時30分の90分間、15名ほどの受講者がご来場いただいた。

北沢房子女史の流暢なトーク、また、我輩の拙い話をじっと聞いていただいた参加者は、信州の歴史好きの方々が殆どで、本を出した後、読者とのふれあいの唯一の場なのである。
ありがたくも買っていただいた本に我々がサインを書くという展開になった。

心から感謝いたします。

これからも信州の歴史・文化を、全国の方々に少しでも伝えられるよう精進しなければ…と思う一日であった。

安藤州平Webアトリエ
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2007年07月16日

平成19年 新潟県中越沖地震

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Photo≫上信越自動車道・上田菅平インター電光掲示板に、地震による交通規制・閉鎖区間の表示

ワインセラーとなりつつあるお座敷スタジオを整頓している最中、不気味な低周波というか、静かな山鳴りというものを感じ、咄嗟にスリッパごと庭に飛び出した。我がアトリエは昭和初期の古民家。震度5以上は正直怖い。
山から鳥が鳴きながら一斉に飛び立ったと思うと、グラグラッときた。

10時13分、我がアトリエがある真田町大日向で震度4程度の地震。

阪神大震災などいろいろの地震を体験したが、信州に帰ってきてから本格的な地震だった。

テレビ(NHK)で情報を確認。新潟県柏崎市、長岡市、刈羽村周辺、長野県飯綱町付近が震度6強とのこと。ここ真田では有感地震が殆どなくなったが、長野県北部から北、新潟では、余震が続いているらしい。

大阪や横須賀、アメリカからお見舞い電話が入った。我輩は無事である。

気象庁発表報道資料を見れば、今回の地震の概要が分かる。2007年7月16日10時13分ころの新潟県上中越沖の地震について(第2報)と、2007年7月16日10時13分ころ新潟県上中越沖で発生した地震についてだ。

現在、新潟県で5名死亡、新潟・長野両県で500人以上が負傷とのこと。
地震の場合、死傷者は鼠算で増えていく。TVでは生々しい被災の様子を伝えているが、どの程度までの地震災害になるのだろうか…。被災された皆さんにお見舞いを申し上げる。

尚、現在NTTの電話回線がパンク。
災害用伝言ダイヤルやウェブ掲示板を開始したので、こちらを利用して欲しい。
市外局番「025」(新潟県全域)と「026」(長野県全域)から始まる電話番号へは、不要不急の電話を極力控えるように呼びかけている。
また携帯電話のNTTドコモとソフトバンクのネットワーク施設に被害があり、不通のエリアもあるらしい。

安藤州平Webアトリエ


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2007年07月14日

戦国武将を偲ぶ墓巡りの旅にこの一冊。『信州あの人ゆかりの菩提寺・神社』ついに発刊

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Photo≫戦国武将など信州ゆかりの歴史上の人物の墓を訪ねる「信州あの人ゆかりの菩提寺・神社」

ついに出ます「信州あの人ゆかりの菩提寺・神社」。購入はこちらから⇒信濃毎日新聞社の本 オンラインショップ

昨日、テレビ信州の情報ワイド"ゆうがたGet"に、この本の共著である北沢房子女史がコメンテーターとして出演。
番組最後のプレゼントコーナーで、「信州あの人ゆかりの菩提寺・神社」の発刊記念として、5冊を視聴者にプレゼントと放送される(というより、我輩は上田で打合せがあり、タイマーでエアチェックし、あとで確認したのだが…)。

《以下、プレスリリースより》
さて、この新しい著書『信州あの人ゆかりの菩提寺神社』(信濃毎日新聞社刊)は、昨今、中高年はもとより、戦国武将ブームの若い女性に至るまで、安らぎを求め、知的な興味とともに社寺を巡る人々に、信州を舞台にして歴史に名を残した戦国武将などの墓のある菩提寺や祭神となった神社を、住職や宮司、子孫のインタビューをもとに写真とともに紹介したルポルタージュだ。

歴史上の人物が生きた時代の信濃の状況、また、その人間像にせまる切れの良い文章は長野市在住のフリーライター・北沢房子女史。私、安藤が写真・編集・装丁を担当している。

2002年と2003年に『信州休日の社寺巡り』(信濃毎日新聞社刊 中南信編[信濃毎日新聞社の本 オンラインショップ]東北信編[信濃毎日新聞社の本 オンラインショップ])で、百数十カ所の取材から百カ所の信州の社寺を紹介し、信濃路の社寺の奥深い魅力のとりことなり、3年がかりで取材、仕上げた続編なのだ。

信州は、東日本と西日本の接点であり、太平洋と日本海の接点としての山野のただ中にあるため、古来、東山道をはじめとする街道を通り、或いは信濃川・千曲川、天竜川をさかのぼって人の往来があり、元寇にあたって幕府の副総理格であった北条義政や、南朝の征東将軍・宗良親王はじめ当地で生を終えた貴人を弔いまつるための社寺が建立され、大切にまつり継がれてきた。

江戸から明治・大正へと、文人たちが趣味としたものに、「掃苔」「展墓」があったと聞く。人が最後に行き着く墓を糸口に、その人間像や時代背景に思いを馳せ、後世の人々の信仰を肌で感じるのは、人が神としてまつられた神社でも同じことであろう。

今につながる建墓や人を神にまつる考え方は、戦国から江戸に至る信長・秀吉・家康、3人の天下人によって一大変革がもたらされたというが、本書においても戦国〜江戸初期に活躍した人物が多く、それはとりもなおさず本年の大河ドラマ「風林火山」の主要登場人物(武田信玄・諏訪御料人・諏訪頼重・真田幸隆・村上義清等、その他の人物はこちらたまたま日記2007年7月1日)と重なっており、ゆかりの地を訪ねる皆様の手引書としても使っていただけるはずだ。また、墓巡りガイドというジャンルでは信州で初だ。

という訳である。この新しい本が、皆様の「歴史散策の友」となるよう祈っている。

安藤州平Webアトリエ


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2007年07月07日

信州屈指のカレー屋、上田市の"ベンガル"

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Photo≫昭和39年創業のカレー屋"ベンガル"

ベンガルの前を通り、喫茶NEXTへ向う。美味しそうなカレーの香りが漂ってくる。長年通っているが、改めて店先を眺めると、開店から40年以上、実にいい味わいが付いている。
カメラに店先風景を一枚収める。

我輩のカレーデビューは、確か新宿中村屋のインドカリーだったと聞く。幼稚園に入る頃で、定かな記憶がないのだが、正月、東京に帰省したとき、一家で行ったらしい。俗に言うスパイシーな"シャバシャバのカリー"で、祖父の代から通っていたとのこと。味だけは何となく覚えている。
当然ながら、我輩を"カレー狂い"にさせる出来事で、以来、40年以上カレーを探求している。
ここを見ればお分かりかと思う。安藤州平Webアトリエ・信州カリー研究所

さて、カレーデビューした頃の昭和39年、信州上田にカレー専門店がオープンする。写真の"ベンガル"である。当時、上田には本格的な洋食レストランが少なく、特別な日などは2階を予約し、一家で会食していた。長年の付き合いなので、メニューの殆どを食べている。
いろいろとあるカリーのメニューの中で、ここ20年は、ベンガルカリーに嵌っている。
昨今のコッテリ、辛味系という分かりやすい味でなく、ホテルで修行していたオーナー(現在は上田原本店にいる)が編み出したレシピは、丁寧な仕込みで醸しだされた上品で飽きの来ない、とても奥深い味わいだ。
また、上田の味噌を生かしたメニューをいち早く作り出したのも、この店だ。お店で焼いているパンの隠し味に味噌を使い、食前にあっさりとした味噌スープを出す。メニューにある"豚の味噌焼き"も逸品である。

そういえば、池波正太郎も虜になり、通っていたことは有名だ。

当初はカレー専門店風のメニューだったが、上田原に雰囲気のあるレストランを出店、本店を新店舗に移してから、両店とも洋食メニューを充実した。ベンガル地図。ちなみに長野市にも姉妹店がある。

小ぢんまりとした店だが、開店から40年を過ぎ、当時から趣のある店内は、いい時代が付いている。いまだ女性ファンが多いのも納得できる。
コース料理もあり、なかなかリーズナブル(都内の同クラスのレストランの半額に近い)で、予算を伝えればシェフに"お任せコース"を頼める(常連だけかもしれないが)。2階の席を予約すれば、ゆっくり食事を楽しめ、デートにも良いだろう。メニューなどはこちら

たまたま日記2007年2月27日で紹介した喫茶NEXTのマスターとベンガルのオーナーが仲間で、学生の頃、NEXTでバイトしていたときにも昼食でお世話になった。

カレーが食べたくなった。明日あたりに行こう…。

安藤州平Webアトリエ


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2007年05月30日

松本市中町、カレーの「デリー」

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Photo≫黒塗りの漆喰が味わい深い「デリー」

あるサロンの事務局の会議があり、松本に来ている。会合の場所は中町の串揚げが美味しいTOBIRA。

電線地中化して中町が美しい街並みになって何年経っただろうか。
この通りは蔵造の古い家が多く、骨董屋やギャラリー、民芸家具、甘味処、喫茶店、レストラン、和菓子屋などが立ち並び、一日、歩いていても飽きない。

この界隈でカレーを食べようと思うのなら「デリー」をお勧めする。中町において古い建物を飲食店として再生した先駆的な店だ。

「インドカレー」と看板が上がっているが、いたって普通の洋食カレーだ。黒塗りの蔵造の建物は趣があり、シックな店内にはクラシックが流れ、実にいい雰囲気。カレーにこだわり続け40年の私も納得するルーは、丁寧に仕込んであり、マイルドで深い味わいだ。
オーソドックスなカレーから、カニコロッケなどフライもののカレーなどいろいろあり、大盛りや辛口増しもできる。
申し分の無い店である。

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2007年02月27日

30年ほどのお付き合い。上田市の老舗の本格喫茶NEXT

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Photo≫心和む庭園と落ち着いた空間、上田市の老舗喫茶NEXT

上田市の中央商店街、原町交差点から海野町商店街に入り、一本目の小路を北へ進むと左手に、知る人ぞ知るカレーのベンガルがある。ベンガルの先に小さな十字路があり、そのまま十数歩歩いた右側に画廊がある白いビル。
その1階に、このNEXTがある。上田市内にある喫茶店では、屈指の老舗本格喫茶だ。NEXTホームページ。地図はこちら

1970年代後半から1980年代初頭の頃の話。写真家を目指していた我輩がカメラやフィルムを調達するために高校、大学とバイトをしていた喫茶店である。高校時代の写真班の第二部室と化し、また、生まれて初めて写真の個展『原宿'80』(安藤州平Webアトリエ写真ギャラリー)を開催したギャラリーがある珈琲ルームだ。

マスターは土屋晃氏。絵に描いたような喫茶店のマスターだがアマチュア無線の大先輩。当時、まだ珍しかったパソコン(確かシャープのMZ80)が置いてあり、ベーシック語やマシン語を駆使してゲームなどのプログラムを書いていた。

バイトでは色々勉強した。まずNEXTという屋号の由来と歴史だ。創業1949年(昭和24年)、海野町に精肉店と牛奈辺(ぎゅうなべ)の『こんどう』の片隅に、喫茶部として誕生。名前の由来は、「牛なべを食べ、次にコーヒーをお飲み頂こう」とNEXTと命名。その後、1971年(昭和46年)に現在の相生町へ移転―。
他に珈琲の美味しい淹れ方。また、トースト、サンドイッチ、ピザなどの軽食を美味しく、しかも美しく作る方法。喫茶店スタッフとしての所作や会話術、パソコンとソフトの言語、アマチュア無線に関するハードウエア…などなど。

大学を卒業し広告代理店の写真部で汗を流すころから顔を出す機会が激減。その後、京都、大阪、四国松山と転々とした15年以上は、消息不明の状態となった我輩。
10年ほど前、信州に帰ってきて店によると、画廊と和食処のテナントを有するビルに新築していて、浦島太郎だ。
しかしながら一目見て、「おお〜安藤君」とマスター。白髪交じりの髭など風体が変わっていても、顔と名前が一発で出てくるあたりは、昔きよき時代の"喫茶店のマスター"そのもの。
マスターも貫禄が出てきた。少々、髪が薄いようだが…。話では、1986年(昭和61年)にこのビルを新築したそうな。話題はその後の中央商店街の斜陽と寂れ方へと向く。

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Photo≫喫茶NEXTのエントランス。上田市中央3丁目9-1 電話/0268-22-1780

確か珈琲は、宮内庁御用達珠屋小林商店の豆。
今日でも変わらぬ味を保っている。この珈琲、中毒になる―というか30年前のお客さんたちが我輩を覚えていて、楽しい語らいのひと時となるのである。昨今流行のカタカナの"カフェ"ではない、日本で育まれた本来の"喫茶店文化"が心地よい。

チケットを10枚入れた。30年ぶりに、そして今度はお客として通うことになりそうだ。

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2007年02月26日

上田市をとんかつの街にした老舗「とん亭」が昨年末から真田町で復活!

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Photo≫ボリュームたっぷりの「ロースかつランチ 600円」。ご飯のお代わりOK

昨年末、懐かしい名前のとんかつ屋が真田町にできた。場所は国道144号線を上田市から菅平方面に上り、旧市境の神川の川久保橋を渡り、3つ目の本原という信号から約750mの右側。何故か恐竜のハリボテ(高さ3メートルほどの大きさ)のロードサインがあり、2軒のプレハブテナントの左奥なのですぐ分かると思う。

上田市、小県郡、東御市などの地域には、とんかつ屋が多く激戦区。実際、地元マスコミ業界では「上田市は人口に対してとんかつ屋が1番多い」と有名だ。
何故か。写真の"とん亭"が昭和40年頃、原町に開業し成功。東京で修行したご主人はなかなかのカリスマで、「全日本とんかつ連盟」の大会を長野で開催するほどだった。当時、地域特有の食文化が無かった上田に、ボリュームたっぷりの、そして、一寸お洒落な東京風とんかつブームを引き起こしたのだ。

私の記憶では、とん亭は1970年代後半、柳橋に"仏蘭西亭"を出店。原町の本店を仏蘭西亭に統合、一時期、塩田と国分寺に店を出すなど拡大した。が、昨年秋、事業を整理、同時に仏蘭西亭は"こぶたや"に屋号変更し再出発した。

とん亭の出現は上田に"とんかつ文化"を育んだ。それまで"カツ丼"をメインに勝負していた本町の"まんぷく"も、とんかつ専門店として対抗。以降、それぞれの店で弟子を輩出、暖簾分けし、上田市周辺にとんかつ屋が増えていくのである。

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Photo≫何気ない外観で小さな店なので見逃すかもしれない。

フライヤーを使わず、鍋で丁寧にとんかつを揚げているご主人に聞くと「縁もゆかりもない真田の町で、鍋一つで原点から再出発」…とのこと。
50年ほど前、東京から移住した我が家族が、とん亭の誕生でようやく東京風のとんかつが味わえると喜び、今でも"こぶたや"に通っているよ―と話をすると、40年ほどのとん亭の歩みというか、ご主人の"太腕繁盛記"で話が盛り上がる。

話が一段落した頃、絶品の"ロースかつ"が出てきた。

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2007年02月15日

山の中の寒村で、騒がしいバレンタイン的1日の翌日、国産チョコのレベルの高さを考える

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Photo≫なぜか手元にやってきた"ロイズの生チョコ・シャンパン(ピエール・ミニョン)"

確か先週、昼飯を調達しようと思い最大手の某コンビニに寄った。
店内にはベルギーショコラシュー、ベルギーショコラデニッシュなどなど、ベルギーショコラという冠がついた商品の山。特筆するものとして、ベルギーショコラメロンというメロンパン。思わず大笑い。

「そうか…世は騒がしいバレンタインな1日が近づいているのか」と呟きながら、カレーパンと野菜ジュース(パブロフの犬…だなぁ。何故、これしか買わないのか…?)を買って愛車に戻る。
後日、Webで調べると"ベルギー王国大使館後援・ベルギーチョコレートフェア2007"なるものを某コンビニで行っていたようだ。
『世界屈指のチョコレート原料メーカー「バリー カレボー社」。その高級カカオを贅沢に使った「ショコラシュー」「ショコラデニッシュ」など、個性豊かな商品が今年も顔をそろえました。○ブン-○レブンの自信作を是非ご賞味ください』とのこと。

それにしても、日本人は何時の時代も『舶来物』に弱いようである。知人の話では長野T急百貨店地下のバレンタイン特設コーナーは、舶来品のコーナーが黒山の人だかりとか…。しかも一粒、数百円もするという。

我が国の国産チョコの歴史を振り返ると、森永製菓が1918年(大正7年)、カカオ豆から加工して売り出した板チョコが、初の国産チョコとされているが、量販チョコのルーツであろう。パン、クッキー、ケーキ店の老舗が多い神戸、横浜、函館あたりでは、明治後期ぐらいまで遡るのではないだろうか。

一言、申し上げる。先に推測したとおり我が国では既に1世紀近い国産チョコの歴史がある。当然ながらチョコの味はかなりのレベルに達している。カカオの風味、コク、口溶け、後味など、輸入品と比べても遜色がない。しかも安い。

我が姉が四半世紀海外に住んでいるが、帰国すると「国産のチョコが美味しく、お土産にちょうどいい」といい、ここ10年ほど買出しの荷物持ちに連れて行かれる。米国での評判はもちろん、スペインなどヨーロッパ各国の姉の友人たちにも好評という。
日本人のショコラティエがパリに店を出す時代だ。この評価は正しい。

さて、写真は"ロイズの生チョコ・シャンパン(ピエール・ミニョン)"。ワイン、シャンパン、ウイスキー、ブランテーなどによくあう逸品である。通販はコチラ
20年ほど前、札幌市青少年科学館のインフォメーション・ロボットや、様々な展示コーナーのプロジェクトなどで通っていたが、その頃からのファンである。
ちなみに、たまたま日記2006年10月09日に登場する幼馴染のY関和氏もお勧めの逸品で、彼の手土産の定番である。

ところで、ユーロ高の影響で、4月から大手輸入ワイン商の値上げという。チョコの相棒となるワインの事、何パーセント値上がりするのか…気に掛かる。

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2007年01月30日

上田駅周辺のくつろげる喫茶店"カフェラウンジ・ポプラ"

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Photo≫上田駅程近くのカフェラウンジ・ポプラで昼食。上質なポークを使った生姜焼き定食はなかなかの一品

上田駅はJR長野新幹線と旧信越本線のしなの鉄道、また、上田と信州の鎌倉と呼ばれる別所温泉を結び、存続に腐心する地方私鉄の上田交通別所線の乗換駅だ。

上田駅で待ち合わせや様々な打合せをするとき、場所探しに結構苦労する。まともな喫茶店が殆どなく、数店のファストフードや蕎麦屋などは目に入るが、結局、お城口のホテルサンルートか、温泉口の東急インを使うことになる…というのがオチではないだろうか。

しかし、正統派喫茶店があるのだ。駅前ビル・パレオの前の通りを東に約300m、この"カフェラウンジ・ポプラ"が佇んでいる。地図はコチラ

木のぬくもりを感じるお洒落なインテリアと家具。珈琲はサイフォンで淹れ、軽食メニューや定食も充実している。写真の生姜焼き定食は上質なポークを使い、なかなか美味。お勧めの一品だ。

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Photo≫上田駅周辺で正統派喫茶店ポプラのエントランス。上田市天神1-9-22 TEL 0268-27-5769 営業時間 8時30分〜21時 不定休

ところで、数年前の駅前再開発で確かに上田駅前が小奇麗になった。
が、何処にでもある地方都市の駅前と何ら変わらず…という空間になってしまった。何処を歩いても"上田らしさ"が感じられず、巨大な水車の存在も"何故?"が頭に浮かぶ。
首都圏から訪れる友人や仕事仲間から「城下町上田は水の都でその昔から水車があったのか?」という質問が出る(笑)ほどだ。

コンセプトワークが不十分で、歴史・文化面の考証を無視した駅前開発を見るようである。

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2006年11月12日

長野市にてイタ飯のパワーランチ・カフェ ダルドージェ&トラットリア ジョイア

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Photo≫1階はチーズが豊富な取り揃えの輸入食材専門店&ピッツァ・カフェ ダルドージェ 2階がトラットリア ジョイア

先日、現在執筆中の著書「信州縁の偉人賢人の墓巡り」の件で長野市内においてパワーランチとなった。
さて何処に行くか…と相談の末、チーズで有名な輸入食材商のスワカクが直営しているイタ飯屋さんがあるとのことで、待ち合わせとなる。
場所は長野中央消防署前の信号から東2つ目の信号を北入った居町、八十二銀行の西隣になる。チーズが豊富な取り揃えの輸入食材専門店があるピッツァ・カフェ ダルドージェだ。2階はトラットリア・ジョイア。

5分ほど遅れて打ち合わせ相手が到着する。
メニュー看板をまじまじと見た某女史は「高いから、三輪にある有名親子が営む某食堂に行かないか…」と腰が引き気味でオロオロ。
そういえば数年前まで"ワンコイン・ランチ"に命を掛けていた某女史だ。想定外の価格にビビッてしまったのだろう。
確かにメニュー看板を見るとランチは1000〜2000円といったところだが、なかなか期待できそうだと我輩の直感。某女史の背中を押しながら店内へ。
期待は裏切らず、パスタかピッツァで、スープ、サラダ、デザート、エスプレッソなどがセットされたランチが1人1600円ほど。実に美味しい本格的なイタリアンでボリュームもあり大正解。季節の素材を使った料理は、グルメ評価において高得点をはじき出した。

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Photo≫味もボリュームも本場そのもの…パスタランチ&ピッツァランチ

味に満足した某女史は、店に入る前のことも忘れ、輸入食材コーナーでチーズなどを買い、店のイベントチラシなどをもらって"ルンルン"鼻歌を歌っている。おいおい何という変わり身の早さ。
まぁ、美味しいものは人を変えるというから…。

イベントにはイタリア料理講習会、ヴィーノ・ノヴェッロやボジョレー・ヌーボー新酒祭り、11月11日チーズの日に行われるチーズパーティーなどの情報が満載で、我輩も興味津々のイタ飯屋さんなのである。

ところで、昨日、某女史との業務連絡の電話時の余談。どうやらチーズパーティーに参加したようである。料理の内容は寒くなり始めたこの時期にピッタリなチーズフォンデュやラクレット、オードブル各種、信州牛や豚肉の料理、パルミジャーノたっぷりのリゾットとパスタ、様々なデザート、ワイン飲み放題とのこと…で、満腹の至福のひと時を過ごしたというではないか。

こっちはフリーペーパー真田坂の編集会議で上田で大変だったというのに…なんという違いようだ。

某女史の最後のオチは、なになになに「チーズ・クイズで50人抜きし、優勝して食事券をGetした」だと…。ムッ!

このブログに訪れる呑み仲間の諸君、この某女史が誰かはすぐ分かると思うが、次回、長野での呑み会は彼女の食事券を提供いただき、このトラットリア ジョイアで行おうではないか。

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2006年10月02日

上田市海野町商店街にある富士アイス

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Photo≫信州上田市海野町商店街にある富士アイスでパワーランチ

懐かしい"食品サンプル"が現役の店。頭の中の食べ物屋リストには記憶されているはずなのだが、この商店街を通らないと思い出せないのが、この"富士アイス"だ。

東京の"今川焼"を"じまんやき"と称して、餡とカスタードの2種類があり、これがなかなか美味しい。また、"ソフトクリーム"は、確か150円で、新鮮なミルク風味たっぷりでサラッとした実に旨い逸品。そして、なぜか昭和40年代が止まってしまったような食堂もやっているのである。

上田市内にある仕事の打ち合わせに行き、パワーランチとしようとなって、何となく海野町商店街を闊歩していた。すると食品サンプルが目に留まり、自然と「富士アイスで食べるか…」、「30年ぶりですかねぇ…」と…。

店内に一歩はいったら"目がテン"。昭和40年代が止まっている。ステレオ、クーラー、照明器具、レジ、10円玉を入れて星占いをする小さなボール、ジグソーパズルとその絵柄など、何から何まで懐かしい。

席に座り"とんかつ定食"を注文し、なめるようにして店内を観察。

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Photo≫デミグラスソースですよと言わんばかりの"とんかつ定食"

おぉ!食品サンプルと寸分も違わない出来上がり。味はそこそこ。いや、40年前を考えれば美味しいぞ。レシピも止まっているのだろう。
小1時間いただろうか。待ち合わせで若者が数人入ってきた。甘味を地元の粋な台詞で頼んでいた。常連だ。

先月、松尾町にある本格的なフレンチレストラン葡萄屋に行ってきた。その葡萄屋から歩いて数分のところに、この富士アイスがある。葡萄屋が1990年代の象徴とすると、ここは1970年代だ。21世紀になってしまった今日、両店は健在だ。

高名な建築家が「都市は時代の集積。記憶装置」と言っていた。一味違う地方都市の散策の楽しみ方は、このように時代を象徴し、止まっているようで生きている店を探すことである。不思議な魅力なのだ。

葡萄屋/上田市中央2-10-14 電話/0268-22-1077

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