2009年11月03日

11月下旬から12月の寒波

半年ぶりの更新。ブログのタイトル通り「たまたま」である。

昨日の昼過ぎ「木枯し1号」が来た思えば、冷たい冬の雨。目の前で霰(直径5mm未満の雹)になり、30分ほどで雪となった。
突然の冬の襲来。
初雪である。例年より20日以上早い。

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Photo≫昨日の16時頃、標高900メートルにあるアトリエの庭。

ここ数日、天気予報を見ていて「冬が来る。これは不味いぞ」と直感。
昨日、上田での雑用を朝からこなし昼過ぎにアトリエに帰還。強烈な季節風の中でも順調に薪を焚くため、早速、薪ストーブの煙突掃除をし、薪の整理を行う。

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Photo≫昨夜の21時頃、雪が本格的になる。

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Photo≫薪ストーブも順調だ。

今朝、未明、氷点下を記録し-3℃。この気温も例年より20日ほど早い。辺りはパウダーシュガーがまぶされた状態だ。

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Photo≫先程のアトリエ周辺の今シーズン初の雪景色。

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Photo≫初氷柱の出現も新記録。

新聞の一面に「昨日から信州北部の殆どで初雪が観測されたようで、例年より20日ほど早い」とあり、11月下旬から12月の寒波が今日昼まで続くという。

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【薪ストーブ他/ニッチ・リッチ・キャッチ】

2009年04月27日

ネイチャーなモーニング珈琲

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Photo≫日本百名山の四阿山ご来光を山麓の菅平牧場から望む。標高約1600m地点、5時27分、氷点下2度

昨日、春の嵐をもたらした発達した低気圧が北海道の東に移動し、北日本は雪模様、北海道は大雪だったようだ。
天気予報を見れば西高東低の冬型の気圧配置。

頭をシャキンと目覚めさせ、日常のストレス解消を行うには、開放的な高原の氷点下の夜明けに身をおき、モーニングコーヒーを味わうと最高なのだ。
"実に爽快"という台詞以上に気分をリフレッシュできるのである。

久々の野点珈琲(野点珈琲道とは?コチラ)
に出かけるため、未明からアメダスで菅平の気温と天候をチェックし、愛車サファリに積んである珈琲セットを確認、菅平へと向かう。

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Photo≫日が昇るまであとわずか。珈琲を頂きながらご来光を待つ。

途中、渋沢川の源流で水を確保し、別荘とペンションが佇む森を駆け抜け、十数分で菅平牧場に到着。
車から降りて深呼吸。空気が美味い。
ガソリンコンロに火をつけ、汲んできたばかりの絶品の水を沸かし珈琲を淹れる。
凛とした冷たい空間に、暖かく魅惑的な珈琲の香りが広がる。

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Photo≫菅平牧場から南に広がる菅平高原を望む。雲海の向こうに顔を出す雪の北アルプスが美しい。

それにしても健康的なモーニング珈琲である。
贅沢な時間だ。

ふと、若い頃の"艶っぽいイメージのモーニング珈琲"の幾つかのシーンが頭の中を過ぎる。

が、紆余曲折の人生を歩みながらも渋く齢を重ねた結果、今日のようなネイチャー感たっぷりのモーニング珈琲を楽しめるようになったのだ…と自分に言い聞かせ、珈琲を頂く。
薫り高い一杯の珈琲が、雑念を洗い流した。

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posted by 州庵 at 06:19| Comment(1) | TrackBack(0) | グルメ・その他

2009年04月26日

数日前に桜満開

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Photo≫アトリエのある集落で初々しい存在感の一本桜

最近、購入したメモ用カメラ RICOHのGX-200(VF-1キット)をテストしようとアトリエ付近を散歩する。
この集落(標高800〜900m)では数日前から桜が満開となった。
今シーズンの冬が暖冬で雪が少なかったため、例年より10日ほど早いだろうか。
山の木々には新芽が顔を出し淡い色彩を添えつつある。

今朝、春の嵐で雷鳴が轟いたかと思えば、先程から春の日差しが注ぎ、時折、強い南風。

さて、ここ一月、数年間続けていた一つの仕事を卒業し、商品開発などの新たな仕事に参加したり、友人知人にもいろいろあった。
「春」という季節そのもの。

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Photo≫近所のチェーン装着場に咲く桜

先月末から初夏のような数日と寒の戻りが繰り返していたが、新たな季節への胎動である。
この桜たちも、今日の「春の嵐」で花を散らすが、真新しい若葉に引き継ぐ。

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2009年03月11日

先週、TSB(テレビ信州)ゆうがたGetのOディレクターから電話が入り「今日の特集」に我輩が登場することに…

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Photo≫長野市某所で我輩と共に取材中のTSB(テレビ信州)ゆうがたGet取材班

久々のブログ更新である(本年初。また塩漬け状態だった…反省)。
言い訳を少々。昨年末から某振興公社の食文化体験指南書の取材・執筆・編集、また、書籍編集と装丁の仕事が立て続けに入り、バタバタを通り越した状態だったのだ。
"このまま塩漬け状態だと常連の訪問者にそっぽを向かれるぞ"と知人から指摘に、「はい。再開します」。

ところで、常連の読者の方はご存知かと思うが、TSBテレビ信州・情報ワイド「ゆうがたGet」にコメンテーターとして出演している。もう8年目に入るだろうか。
その間「志賀高原の紅葉・女性レポーターと写真対決」、「写真家が黒部後立山連峰を歩き激写」、「私ナビ・ゴールデンウィーク前の写真講座」(各企画テーマはおぼろげながらの記憶。なので少々違うかもしれない)など、ありがたいことに写真家として特集コーナーに出演させていただいた。写真と文章を発表している者として"美しい信州を被写体に写真を楽しむ"という趣旨の下、番組に協力でき嬉しい限りだ。

さて、昨日のゆうがたGetを見られた方はお気づきと思うが、番組エンディングの明日の特集の予告に我輩が登場した。
特集タイトルは「写真家 安藤州平の信州コラム旅」である。

先週の話だが、そのGetのOディレクターから携帯に電話が入った。

Oディレクター/
「あの〜3月11日の特集案ですが、女性レポーターと若者のスポットを安藤さんが数ヶ所体験するんです。50歳前後の安藤さんが中高年の視聴者を代表して…」
我輩/
「ほほぅ、それは面白い。確かに今年48歳だからなぁ。喜んで協力するよ。それで…」
Oディレクター/
「当日、"コラムの日"だそうでして、体験後、安藤さんにコラムを書いていただいて、落とそうと思うんです。骨董やアンティーク、社寺仏閣、アウトドアなどを取材する安藤さんの『真逆』の世界に誘って、どう反応するのかが面白いかなぁと…」
我輩/
「へぇ〜。●●●と●●●かぁ。●●●と●●●もあるの?(放送前の内容はお楽しみに…)そりゃ興味あるよ〜」
Oディレクター/
「当日は目いっぱい今時の若者風のファッションで来てください」
我輩/
「…(笑)。沢村一樹のようでいい?」
Oディレクター/
「…(沈黙)。私も若者のイデタチが分からないんですよ」

若作り紳士系の服しかしか持っていない我輩に酷な話。どうしたらよいのか…。

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Photo≫取材班は松本市に開店した某カフェへ移動。

先週末からこの月曜日まで同行取材し、現在Oディレクターは徹夜で編集中と思う。Sレポーターともどもお疲れ様。
どのように仕上がったのか…楽しみである。
TSBテレビ信州・情報ワイド「ゆうがたGet」は15時50分〜17時50分までの2時間の生放送(当然ながら長野県内のみ)。是非、見ていただきたい。
ご感想、ご意見をこのブログに頂ければ幸い。

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毎週月〜金曜日15時50分〜17時50分 生放送
毎週月〜金曜日15時50分〜17時50分 生放送
posted by 州庵 at 04:22| Comment(2) | TrackBack(0) | グルメ・その他

2008年11月24日

薪仕事と道具の手入れ。先ほどから雪だ

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Photo≫薪仕事で愛用するチェーンソウと薪割り斧。後ろには薪にする様々な樹木の丸太

ようやくブログ再開である。
3月末から書籍編集と装丁の仕事が立て続けに入り、その合間に住宅雑誌の取材などをこなすという綱渡り状態だった。そこでブログは暫く「塩漬け」と決めていた。その間、サーバーのアクセスログだけはチェック。が、訪問者数の低下は見られず、そろそろ再開しないといかんかな…との思いでキーボードを叩く。

さて、既にこの山郷は冬。毎朝、アトリエ付近を散歩すると周囲の山の山腹から上は霧氷が美しい。広葉樹の紅葉は終わり、唐松の黄金色の紅葉も日を追って輝きを落とし、冬の山の静かな表情に変わりモノトーンに近い。

昭和初期の古民家の我がアトリエの主暖房は薪ストーブであることは、常連の読者はご存知のはず。一月前から朝晩薪ストーブで暖をとっているが、もう終日焚き続ける本格的な冬が目の前だ。
薪にする乾燥丸太は確保済みで、暇を見ては2日分の玉切り(薪割りの前の状態で長い丸太を短く切る作業)と薪割をしている。

以前は生木を玉切りし薪割りをしてから乾燥させていた。今は山仕事を営む友人から少し寝かした間伐材や材木に向かない雑木の乾燥が進んだ丸太が手に入る。薪ストーブのシーズン中、2日に1回は薪割りをし、仕事などによるストレス解消にお恥ずかしながらピッタリなのだ。

こういうスタイルになると薪仕事の道具は何時も調子よくなくては困る。手入れが重要となるのである。 

愛用しているチェーンソウは2台で、10年来使っているドイツ・スチール社製の011AVT(写真の右)と新入りの028AV・SUPER(写真左)だ。前者の011AVTというチェーンソウは排気量が小さくアマチュア用で、ソウのバーも短いから太い丸太を切るのに力不足、一苦労していた。後者の028AV・SUPERは、先日、ヤフオクで落札した私でも使えるプロタイプで、そこそこの排気量があり、程度のいい中古チェーンソウだ。
また、いろいろな樹木を薪にして焚く我輩は、硬い木や柔らかい木に合わせて4本の薪割り斧(写真には3本しか写っていないが、4本目は日本伝統の斧だ)を使い分けている。

この3連休は薪仕事に加え、これらの道具の手入れをしていた。チェーンソウの目立てと分解清掃、そして斧の刃砥ぎとヘッドに塗られた赤ペンキ(錆止めなのだが、ペンキの禿げ方で、ヘッドが樹木に垂直に入っているのかが分かる)の再塗装だ。

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Photo≫アトリエ内に2台ある薪ストーブの一つ

このブログでも原油価格の異常な高騰を昨年から指摘していたが、アメリカ発の世界金融危機・同時不況のため原油価格がようやく下落。しかし、寒冷地の生命線である灯油価格は下がりつつも、数年前と比べれば高止まり状態だ。4〜5年前から薪ストーブの人気上昇傾向が強いが、単なる「炎の雰囲気が好き」というイメージから、灯油高騰対策として普及しつつあるようだ。
先日、仕事の友人に「今シーズンの冬は暖房に灯油を使わず乗り切って見せる」と宣言した。が、果たして薪だけでこの冬を過ごせるのだろうか…。暖冬であることを祈る。

冷えてきたぞ。外を見れば15時頃から降り始めた雨が雪になっている。

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posted by 州庵 at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 薪ストーブ

2008年03月19日

まさか…『年金特別便』がやってきた

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Photo≫手元に届いた厚生労働大臣のサインがある『年金特別便』。

まさかと思ったが、どうやら5000万件と言われている宙に浮いた年金記録の持ち主だと思われる人物に該当したようで、手元に『年金特別便』が届いた。
書類を説明するリーフレットには、厚生労働大臣のサインが大きくレイアウトされ、紙面を見る限り何か違和感が漂う。

書類の内容を見れば、愕然。昭和58年から平成元年までのサラリーマン時代の年金が抜けている。
おいおい…覚悟はしていたが冗談じゃない。

気を取り直して、勤めていた京都の会社の古い友人に電話を入れ「年金特別便という不幸の手紙がやってきた」という我輩に友人は「来ましたか。大変だねぇ」。
お互いに近況報告をしながら「総務部に直接電話を入れたかったが、顔を知っている社員が残っているかどうかも分からない。オレオレ詐欺と思われてもしょうがないので、事情と共にこの電話を回してくれないか…」とお願いする。

結局、我輩がサラリーマン時代の知人が総務部にいて対応し、昭和58年5月9日から平成1年3月20日までの記録が抜け落ちていたことが判明。特別便に同封されていた「年金加入記録照会票」の「訂正有り」に印をして、勤めていた会社名、住所、勤務期間を記入。
上田市のJP本局へ行きポストに投函する。

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Photo≫ポストに投函するのは、手元に届いた年金特別便の年金加入記録照会票。思わず記録写真を撮影する

ここ数年の年金問題、政治家たちの年金不払い、国民年金と厚生年金の統合、年金基金を使ったリゾート施設のずさんな経営と破綻、ただのような売却、何千万件にも上る宙に浮いた年金記録、その後のゴタゴタとした対応…挙げればきりがない。
以前から人口構成上、あまり得をしない年代に生まれたと思い、まったく違うシステムにしないと年金が破綻するであろうと、醒めて見ていた我輩。年金に関わる様々な問題を、訝しく斜に構えて眺めてきたのだ。

しかしながら、この年金特別便のおかげで、体たらくな年金行政の諸問題の当事者となってしまった。
今後、『年金』という二文字がある報道は必ずチェックすることになるだろう。

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2008年03月16日

我がWebアトリエのコンテンツ「信州カリー(カレー)研究所」に日の目が当たる

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Photo≫インド料理に使うスパイスボックスと各種手作りマサラ。手前中央のカリーはトマトジュースベースのヨーグルトで仕上げた”ほうれん草とシメジのカリー”。白い小皿は友人から頂いた絶品の福神漬け

ここ半月、我がホームページのアクセス解析に異変が起きた。トップメニューの「趣味のサイト」の上から6番目にあるコンテンツ「信州カリー(カレー)研究所」のアクセス数が一桁アップで伸びたのだ。以前から、スパイスやカリー(カレー)の人気ブログにリンクされGoogleやYahoo!でそこそこ人気があったコンテンツなのだが、この現象は尋常ではない。

すると、先日、見慣れぬ電話番号で携帯が鳴った。電話の主はabn長野朝日放送で毎月1回土曜日に放送している「料理対決 遊クッKING」の担当で上田在住のKディレクターだった。10年続く長寿ローカル番組で、クッKING隊が全国各地の名食材を探し求め、その食材を使って料理対決をするという料理エンターテイメントだ。
彼や関連スタッフの方々が、我がWebアトリエ内の信州カリー(カレー)研究所に度々訪れていたようだ。アクセス数の増加も納得できる。

Kディレクターは、真田町の大日向にある我がアトリエの隣組・隣人のフリーランス樵の熊崎一也氏(やはり移住組)の知り合いで、以前から我輩の存在を知っていたようだ。
先日、女性レポーターとスタッフ総勢5名で取材にやってきた。放送前なので詳細は書けないが、3月29日17時から放送。是非そちらを見ていただきたい。

ところで、このような状況下に置かれた我輩に便乗する呑み仲間がいたのだ。2005年の3月21日に我がアトリエで開催した「インドカリー酒宴ワークショップ」に参加した仲間で、ブログに度々書き込みをする方なのでお分かりかと思うが…。
ある業務連絡の電話で近況(上記の内容)を話すと「ほほ〜ん。ならば大量にインドカリーができるはず。ジップロック一箱を送るから、一袋一人前で入れて長野市に来る際、持ってくるように。忙しい主婦たちの夕食メニューの支援になる」と。
はいはい。確かに、毎年、開催していた”インドカリー酒宴”は、ここ3年ほど忙しさにかまけてサボっている。その気持ちも分かる…。

しかしながら、こっちはカリー研究所所長として、うら若きレポーター2人に何としても「美味しい」と言わせるために、精魂込めて準備し、TVカメラの前でスパイスを調合して料理、勝負の試食でヘトヘトの状態。
呑み仲間のリクエストに応えるべく自らにムチを入れ、取材クルーが帰った後、数人分の”ほうれん草カリー”と”卵とエビのココナッツカリー”を仕込み、我輩も夕食とする。
翌日、我がカリー研究所のラベルを貼った2種類の手作りインドカリーのジップロック数袋は、長野市の呑み仲間たちへ旅立っていった。

話を戻すが、我がWebアトリエのコンテンツ”信州カリー(カレー)研究所”に日の目が当たることになった長野朝日放送の「料理対決 遊クッKING」は、3月29日17時〜17時30分に放送だ。

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posted by 州庵 at 09:45| Comment(3) | TrackBack(0) | グルメ・その他

2008年03月15日

某"速報写真グラフ"の取材で千曲市の長野県歴史館へ

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Photo≫『長野県埋蔵文化財センター速報展2008』のオープニング特別考古学講座『シンポジウム/柳沢遺跡を考える』

某新聞社出版局の”速報写真グラフ”の取材で、千曲市の長野県歴史館で本日から開催した『長野県埋蔵文化財センター速報展2008』と、そのオープニング特別考古学講座『シンポジウム/柳沢遺跡を考える』に行ってきた。
速報展とプログラムの概要は、長野県埋蔵文化財センターをご覧あれ。興味のある方は、是非、行くことをお勧めする。日本の黎明期において、長野県が実に面白いポジションであることが分かると思う。

速報展のメインである柳沢遺跡は、昨年の秋、「埋納坑」から弥生時代の青銅製祭器「銅戈」7本と「銅鐸」一つが出土し注目された。
飯山市に近い千曲川右岸に位置し、発掘は国土交通省の堤防整備に伴い、昨年度から始まった。銅戈と銅鐸は地表から約1.5m下で、銅戈は刃を上に向け、銅鐸は鰭を上下に横たわって埋納されたような形で見つかったのである。

その後の調査で、1本は九州北部を中心に出土している「九州型」、他の銅戈は大阪湾周辺で出土例のある「大阪湾型」と分かり、両方が同時に出土したのは全国初とニュースになった。最新の詳しい記事は信濃毎日新聞3月1日(土)「九州型と大阪湾型銅戈同時出土 全国初 中野の柳沢遺跡」を見ていただきたい。
当然ながらこの発掘のニュースは、日曜考古学者たちの心を鷲掴みにした。発掘現場での公開見学会には約2000人が詰め掛けたのである。

歴史館には2時間前に到着したが、既に、玄関ホールと特別展示室はかなりの人込み。シンポジウムの開会一時間前に全300席が満席という盛況ぶりで、少々、吃驚。

弱った。こうなると昼飯の確保が難しくなる。

歴史館の周辺にはレストランがなく、館内の食堂は席数も少なくメニューも心もとないレベルだ。シンポジウムは12時30分から16時で、大抵、1時間ほどオーバーする。昼飯を食べておかないと空腹に悩ませられるのである。
食堂を覗くと、日曜考古学者のオジサンとオバサンで足の踏み場もない状況。「カレーはまだか…」、「蕎麦ぐらいのメニューで何時まで待たせるの」とのクレームに、日頃、閑古鳥の食堂のオネエサンたちは体験したことがないような環境におかれ眼が白黒状態。

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Photo≫館内の食堂で発見した"古代風弁当"という大袈裟な名前のおにぎり弁当。525円也

その状況下で、写真の"古代風弁当"を発見、確保した。同行したライターと共に、春の日差しが暖かい中庭で食す。赤飯のようなものは古代米、白いほうはヒエが混ざったオニギリ。サトイモとニンジンなどの煮しめと、チキンピカタ、栗とワカサギの甘露煮という組合せ。

シンポジウムは、出土した銅戈、銅鐸の特徴や埋納時期、持ち込まれたルートなど議論が展開し実に面白い内容だった…のだが、昼飯は何と最早の内容だった。

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2008年03月13日

一気に「春」と「円高」のスイッチが入る

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Photo≫数日前、アトリエの庭に春の使者「福寿草」が咲いた

信州上田真田町の大日向という山の集落に暮らして、早や十年少し。いろいろと素敵な「春の足音」を楽しむ暮らしだったが、こうも一気に「春」がやってくるとは…。
驚きの一言。

先日のたまたま日記「やはり厳冬。2月の平均気温が平年を下回った」で、"今シーズンの冬は暖冬から始まり、寒さがS字カーブを描いたようで、年開けとともに2月の厳冬がやってきた"と指摘したが、これでは"S字カーブ"というより"L字クランク"である。

本当に「一気に『春』のスイッチが入る」状態。ここ数日、最高気温15℃で4月の暖かさ。
体がついていかず、少々、風邪気味の状態。

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Photo≫真田郵便局からの夕日。春霞と黄砂の影響か…まるで月のようだ

ちなみに、桜の開花予報が修正された。例年より一週間ほど遅れるという予報から、2日ほど例年より早い―と。
スイッチのON―OFFのような季節の移ろいでは、天気予報士も大変な仕事だなぁ〜と同情する。地球温暖化の影響による「異常気象」というより、「博打的気象」と呼びたくなる急激な季節の移ろいなのだ。

そうそう、話しは飛ぶが12年半ぶりに1ドルが100円を切るという円高ドル安。原油高、株安と共にトリプルショックの様相。こちらも一気にスイッチが入った。
ワインを個人輸入している我輩には嬉しい話なのだが…。

噂されている「日本経済の3月危機」。不気味な状況となった。

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2008年02月26日

やはり厳冬。2月の平均気温が平年を下回った

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Photo≫晴天なのに物凄い地吹雪で、シラカバの樹氷が目の前で成長していく

ここ数年、暖冬に慣れていたせいか、この冬の雪も寒さも大したことがないだろうと構えていた。
しかし、今シーズンの冬は暖冬から始まり、寒さがS字カーブを描いたようで、年開けとともに2月の厳冬がやってきたのである。

今朝の信濃毎日新聞の地域面に「軽井沢やっぱり寒い。2月の平均平年下回る」という見出しで、「二月の平均気温(24日現在)が氷点下4.8℃と平年を1.4℃下回り、暖冬傾向だった年末年始から一転、冷え込みが戻っている」と、そして「最低気温が氷点下10℃以下の日も、昨年の2月は2日だったが、今月は既に12日。降雪量も平年より多い」とあった。

このアトリエがある上田市真田町の大日向という集落は菅平の入口にあり、南北のV字谷で北に菅平高原を頂、標高900m。天候は長野県北部地方に類する(地方気象台のエリア区分では長野県中部となる)が、国内有数の寒さを記録する菅平の気温に3℃ほどプラスする寒さだ。菅平が氷点下15℃であれば、この集落は氷点下12℃という具合。

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Photo≫厳冬の菅平牧場、標高1600m付近。凛とした青空が美しい

まぁ軽井沢が平年を下回ったというから、地球温暖化と呼ばれる中で、信州の中部から北部は「厳冬」を迎えたというわけだ。

数日前の「トイレ凍った事件」も、一昨日の「大雪」も合点がいく。

安藤州平Webアトリエ




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